おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
株式会社宮本製作所
成果Ra平均粗さ 1.6μm→0.2μm
| 事業者名 | 株式会社宮本製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 日立市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 51人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
同社は自動車エンジンなど高精度な金属切削加工と油圧ポンプの加工・組立を行い、50年以上の歴史を持つ。複雑形状部品や多品種少量生産に対応してきた。切削工具は従来消耗品と考えられ、切れ味が落ちたり刃先が欠けたりすると廃棄されることが多かった。そこで社外向けに切削工具の再研磨を提供する再研磨部門を平成21年に設立した。
抱えていた課題
やったこと
最新のエアロラップ加工機を導入した。エアロラップは、ダイヤモンド粒子を含む研磨材を刃物の表面に吹き付けて研磨する方式である。従来の手作業に比べ、耐久性は4〜5倍、作業時間は1/4に短縮された。試作品の摩耗状況は、新たに導入した穴あけやネジ切りを行うタッピングセンターで穴加工できる数を比較して評価した。刃具の交換頻度や切削性能は新品と比べて遜色ないという結果が得られた。顕微鏡も導入して目視で比較し、加工後は表面の粗さが少なく滑らかになったことを確認した。茨城県工業技術センターでの評価では、Ra平均粗さが1.6から0.2に改善した。
新しい製品・サービス:ラッピング技術(エアロラップ加工)を利用した切削工具の再研磨サービス
エアロラップ加工により工具の耐久性は4〜5倍になり、再研磨の作業時間は1/4に短縮された。表面の粗さも改善し、新品と遜色ない切削性能と工具寿命を目指す目標はほぼ達成された。工具の種類によってはコーティング処理と組み合わせ、新品以上の寿命を持たせることもできた。現在は全ての工具にエアロラップ加工を行っており、性能と時間の両面で効果が出ている。
ホームページ「再研磨.com」を通じて日本各地から相談を受け、新規ユーザーの開発につながっている。今後はプラスチックや樹脂など金属以外の素材にも対応できるようにし、市場の拡大を目指す。
「少しでも効率よい、作業のしやすい、そして長く使える部品を作るため、改善を繰り返しています」
公式の事例集より(原文のまま)
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分