新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社MKエレクトロニクス
成果被覆剥離精度 0.2mm→0.05mm
| 事業者名 | 株式会社MKエレクトロニクス |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 水戸市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 28年 |
同社はケーブル被覆剥離装置の開発・製造・販売を主軸に事業を展開している。10年ほど前に開発したデジタルケーブルストリッパ「V刃2枚アーム回転式」は業界トップクラスの性能・操作性で高いシェアを誇る。しかし、ケーブルは太さ、素材、構造、被覆の材質・厚み・硬さなどが異なり、現在何万種類もあり、エコケーブルなど新ケーブルが次々登場している。
抱えていた課題
やったこと
新装置のカッター回転部に「カメラシャッター絞込み方式」を採用し、カメラのシャッター絞込み機構を応用して4枚刃が回転しながらスライドして被覆を剥離する構造とした。これにより被覆剥離精度は±0.2ミリから±0.05ミリに高まり、導体と被覆の密着性が高い状態で剥離できるようになった。従来型は被覆剥離加工に約8秒かかっていたが、新方式では5秒に短縮された。外径2〜24ミリのケーブルに対応し、キャブタイヤケーブルやゴム、多芯シールドケーブルなど多彩な材料のケーブルを扱える。刃のくい込み量、ストリップ長、回転数、カッターバック値はすべてタッチパネル方式でデジタル設定でき、誰でも簡単に操作できる。緊急停止ボタンや作業状態が見える透明カバーも備えた。
| 加工機 | カメラシャッター絞込み方式の被覆剥離装置(太物用) |
|---|
新しい製品・サービス:カメラシャッター絞込み方式の被覆剥離装置(太物用)
被覆剥離精度が向上し、導体と被覆の密着性が高まった。加工時間が短縮され作業効率が向上した。外径2〜24ミリの多様なケーブルに対応できるようになり、タッチパネル操作により誰でも簡単に扱え、安全性も高まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
10年前の初のデジタル製品開発から継続してケーブル被覆剥離装置に取り組んでいることは読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
「V刃2枚型」が業界トップクラスの性能で高いシェアを誇ると記載があり、新ケーブル増加という外部環境への対応も示されている。
従来型の回転方式では太物ケーブルの刃のくい込み力が不足する課題を認識し、精度±0.2ミリから±0.05ミリへの改善を示している。
被覆剥離加工時間を約8秒から5秒に短縮する目標と成果が数字で示されており、達成の裏付けもある。
従業員12人の会社である点はうかがえるが、補助事業を遂行する体制や人材の具体的記述は見当たらない。
外径2〜24ミリ、多芯シールドなど対象ケーブルを具体的に示し、誰でも簡単に操作できる点を選ばれる理由として挙げている。
CE宣言を目標に安全評価試験を行い、QRコード対応型装置を来年早々に発売予定とする時期の見通しが示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
ケーブル被覆剥離装置は同分野で高水準の性能を持つとされ、特許・意匠権を取得し業界トップクラスと記載されている。
自動車産業や次世代エネルギー産業で使用量が増えるケーブル処理への貢献がうかがえるが、雇用創出や波及効果の数字は示されていない。
作業時間の短縮(8秒から5秒)や売上の伸びは示されるが、補助金投入額に対する費用対効果の記述はない。
タッチパネル設定やQRコード対応など、デジタル技術の活用による作業ミス低減が記載されている。
次世代エネルギー産業や自動車産業への言及はあるが、日本経済の構造転換に資するとの明確な記述はない。
水戸市の本社所在地は記載されているが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用拡大の記述は見当たらない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
カメラシャッター絞込み方式の装置は製品化されて売上が予想以上に伸び、海外トップメーカーからのオファーでOEM販売も進んでいる。今後は自動車関連、配電盤関連、エネルギー関連など幅広い市場でユーザー拡大が見込まれ、来年早々にはQRコード対応型装置を発売予定である。また、CE宣言を目標に安全評価試験を行い、海外市場も視野に海外販路拡大を見据えている。
10年前には考えられなかったことが、今や現実となっています。弊社のように小さな会社でも、世間が求める製品を作る能力があることが証明できた。次のステップでは、必ずや主役となるはず
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。