部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
林精器製造株式会社
| 事業者名 | 林精器製造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 須賀川市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 366人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1921年 |
大正10年(1921年)創業の林精器製造は、国内唯一のウオッチケース(腕時計側)メーカーとして広範囲な金属精密加工技術を培ってきた。チタン・ステンレス鋼などの金属を加工し、高級腕時計メーカーから高い評価を受けている。一方で、ハイスピードで進むグローバル化と新興国の技術力向上により、製造コストの国際競争力が課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
高速回転同時5軸マシニングセンタを導入し、プレス抜きブランクから一気にネットシェープ加工を行えるようにした。IoT制御により強靭型の機械を用いて、コスト削減、短納期対応力の強化、試作・複雑形状・難加工材料への工作を目指した。IoT管理システム「MT-LINKi」と「Interactive Whiteboard」を設置し、個々の機械の稼働状況を一元的に見える化するとともに、生産スケジューラーと情報共有を図って機械のダウンタイムを極小化した。自社開発の給材ロボットを同時5軸マシニングセンタ(2台)に連結し、24時間無人稼働によるIoT連動管理を可能にした。
| 加工機 | 高速回転同時5軸マシニングセンタ |
|---|---|
| ソフト | IoT管理システム「MT-LINKi」 |
| その他 | Interactive Whiteboard |
| ロボット | 自社開発の給材ロボット |
成形から切削までの工期が短縮され、デザインの複雑化やプレス成形に不向きな硬質合金などの新しい要素の開発にも応えられるようになった。機械の稼働状況をスマホやタブレットなどで遠隔監視・管理できるようになり、稼働監視と制御のシステムが連動した。24時間無人稼働と機械のダウンタイム極小化により、さらなるコスト削減と納期短縮が実現する見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
国内唯一のウオッチケース製造と基幹事業の位置づけが書かれ、過去の金属精密加工の蓄積との一貫性がうかがえる。
中国など新興国の技術力向上と国際競争力での製造コスト課題に対し、同時5軸マシニングセンタ導入で対応した経緯が具体的に書かれている。
成形から切削までの工期短縮、複雑形状や硬質合金への対応など、課題に対する高付加価値化の方向性が具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、コスト削減や納期短縮の方向性のみがうかがえる。
社内で設計から組立まで一貫対応できる体制が書かれているが、人材や事務処理能力の確保については具体性が薄い。
高級腕時計メーカーから高い評価を受けている点や、国内外からのオーダー増への期待が具体的に書かれている。
既存の研磨ロボットと連携する革新生産ラインの構築に取り組むという今後の方針はあるが、スケジュールや解決方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
チタンやステンレス鋼の高品位な鏡面仕上げが高級腕時計に欠かせない点は書かれているが、分野の普及度や高価格化の水準は具体的でない。
ロボットシステムや次世代自動車分野への展開が示され、地域や雇用への波及がわずかにうかがえる。
24時間無人稼働やダウンタイム極小化によるコスト削減が述べられるが、投入額に対する効果の数値は示されていない。
IoT制御マシニングセンタやネットワーク接続、AIによる予防保全の構想など、先端的なデジタル技術の活用が具体的に書かれている。
ロボットシステムや次世代自動車分野などへの事業展開を目指す記述から、成長分野への進出がわずかにうかがえる。
福島県須賀川市の立地は示されるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
AIを活かした管理体制の構築へ向け、既存の研磨ロボットと連携する革新生産ラインの構築に取り組む。国内外からのオーダー増にも期待している。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
厚板加工、プレス加工、レーザー加工、ネットワーク化の4項目を満たす機種を条件に検討し、アマダ製工程結合マシンLC2012C1NTを選定して…
効果:生産量 1倍→2倍
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程