バンドソー導入による鋼材切断のスピードUP及び高精度化によるリードタイム短縮
従来より切断スピードが速く、高機能、高精度な切断機を導入した。
効果:切断数の拡大(初年度比) 100%→115%
奥順株式会社
成果出力用紙の枚数 2枚→1枚
| 事業者名 | 奥順株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 結城市 |
| 業種 | 繊維・衣服等卸売業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 58人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1907年 |
1907年創業の結城紬産地卸問屋として、商品の企画と製造を手がけてきた。近年の着物離れに加え、多様化する顧客ニーズに図案設計で応える必要が高まっていた。しかし旧式のシステムのため提案の幅が狭いのが現状だった。
抱えていた課題
やったこと
結城紬専用の図案設計ソフト「タフコンWindows版」を導入し、ソフトウエア会社と打ち合わせを重ねて今の市場の要望に合わせて開発した。イメージデザイン作成、絣入力、配色編集、仕立てシミュレーションを同じパソコンで行えるようにした。仕立上りのイメージから絣入力を修正でき、絣の図案をよりリアルに考えられるようにした。専用プリンターとスキャナーも導入し、従来2枚に分けて出力していた図面を1枚の紙で印刷できるようにした。
| ソフト | 結城紬図案設計ソフト「タフコンWindows版」 |
|---|---|
| その他 | 専用プリンター |
| 検査測定 | 専用スキャナー |
新しいタフコンにより、絣の文様表現力が格段に向上し、多様化する顧客ニーズに即応できるようになった。ソフトの操作が容易になり、操作技術の習得期間も短くなった。プリンターの更新で出力時間が短縮され、図面も1枚の紙で出力できるようになった。これらにより新規顧客の獲得と需要拡大を目指せるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
旧式のMS-DOS版タフコンを新しくする経緯は書かれているが、経営戦略上の位置づけや過去の取組との一貫性は具体的に読み取れない。
顧客ニーズの多様化や一尺から二尺柄への変化に触れており外部環境は読み取れるが、自社の強み・弱みと競争優位の関係は具体的に書かれていない。
旧システムで提案の幅が狭いという課題と、新ソフトで表現力を上げる対応は書かれているが、高付加価値化の計画としての具体性が薄い。
新規顧客獲得や需要拡大を目指すとあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、わずかにうかがえる程度。
ソフトウエア会社と打ち合わせを重ねたとあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についてはほとんど書かれていない。
顧客ニーズに即応する絣図案の提案、50~60代既存顧客と30~40代の新規顧客向け商品開発など、ターゲットと提供価値が具体的に読み取れる。
新規顧客向け商品開発に取り組みたいとの今後の考えはあるが、スケジュールや課題の解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
結城紬の絣図案設計という分野で、飛び柄や二尺の流れなど高付加価値な表現を図る取組として具体的に読み取れる。
結城紬の産地発展や国の重要無形文化財としての伝承には触れるが、波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
出力時間の短縮や技術習得期間の短縮など効果は書かれているが、補助額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
デザインソフトと連動したデジタル化で作業を統合した点は読み取れるが、産地全体や供給網への貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
結城市の伝統産業である結城紬の産地卸問屋として、地域の産業を担う姿勢は読み取れるが、地域経済成長への寄与は具体性が薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
50~60代の既存顧客に加え、新たなソフトで表現力を高め、新規顧客となる30~40代向けの商品開発にも取り組む考えである。
日本古来の手作りの良さを持つ、国の重要無形文化財指定の『結城紬』。世界最高の絹織物として後世に伝承し、創る人々と着る人々の間に立ち、真の美を求め、そこに関わる全ての人の幸せを願い、誇りを持って歩んでいく企業です
公式の事例集より(原文のまま)
従来より切断スピードが速く、高機能、高精度な切断機を導入した。
効果:切断数の拡大(初年度比) 100%→115%
高精度CNC工具研削盤を導入し、新しい形状の超硬エンドミル母材を試作した。
効果:電着メッキの硬度(ビッカース硬度) 418HV→551HV
中型ジャカード(1,200口)を2台連結し、コントローラーで同期稼働させる新生産システムを開発した。