自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
丸彦製菓株式会社
成果1日当たりの生産数 52パレット/日→102パレット/日
| 事業者名 | 丸彦製菓株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
当社は米菓製造として50年以上の歴史を持つ。主たる市場の全国の市場規模は約2,400億円/年で、亀田製菓を筆頭に新潟県勢が上位を占め、大手10社で約2/3の市場を確保して寡占化が進んでいる。当社の売上高は46億円で栃木県ではトップ、全国では11位である。近年は低価格化の流れで多くの大企業が中国生産に移行したが、当社は日本米の風味や食感にこだわり、独自の設備開発や工夫により製造品種を200品以上そろえて差別化を図ってきた。
抱えていた課題
やったこと
賞味期限印字のリスクを回避するため、カメラで印字を撮影して印字を解析・照合し、高い確率で認識するシステムを導入した。大袋包装機と印字検査装置を設備したことで、正確な印字、生産数の電子データ化、生産時期の詳細な履歴保存が可能になった。小袋整列については、手詰めのボリューム感を再現するため小袋3個取りで刺し身状に置くロボットアーム先端を検討したが、重ねる段数が増えて後工程に支障が出たため、専用PSトレーをトレーメーカーと共同開発で試作設計した。小袋を3列3個×3段に最後の1袋を乗せる合計28小袋の配置で専用トレーに整列させるロボットを導入し、専用トレーに合わせて大袋包装機の仕様も変更した。印字検査装置はOK・NG判定を行い、NG判定の画像を記録して品質管理PC等に保存できるようにした。
| 検査測定 | 印字検査装置 |
|---|---|
| 加工機 | 大袋包装機 |
| ロボット | 小袋整列ロボット |
| その他 | 専用PSトレー |
生産性は1日当たりの生産数が約2倍(52Pから102P)になり、1人当たりでは約3倍(3.7Pから11.3P)に向上した。作業人員も1日14人から9人に減った。印字検査装置によって印字内容と生産数、生産時期の履歴が電子データで残るようになり、不良品や印字不良の発生を防ぐ体制が整った。問い合わせ対応の際には発生時期を迅速に特定して検証できるようになり、トレーサビリティーの確立につながった。
本事業をきっかけに、ネット・通販事業と海外事業を5年間で増加させる考えである。ネット・通信販売では、ブランドの通販体制を伸ばし、原価を低減した分の一部を還元して顧客負担を軽減することで、さらに伸びる余地が大きいと考えている。海外は、サウジアラビア市場と同様に東南アジアでも受け入れられる可能性が高いとみており、本事業終了後(おおむね3年後)に展開を考えている。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分