高出力省エネで可搬性の優れる800WLEDバルーン照明機の試作品開発
空冷機構の構築と軽量コンパクト化により、省エネ性と耐久性を確保しつつ、従来の1kWメタルハライドランプと同等の明るさを持つ800WのLED…
株式会社田中電気研究所
| 事業者名 | 株式会社田中電気研究所 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 那須烏山市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 36人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1963年 |
東日本大震災後、福島原発事故由来の放射能汚染物質の除染作業が被災地周辺で本格化している。除染作業に伴い、放射性物質を含んだ粉塵の飛散を敷地境界で監視する必要性が高まっている。同社は標準のダスト濃度計「DDM-2001」などを手がける環境関連事業の企業で、PM2.5を含む浮遊粒子状物質をリアルタイムかつ連続で測定できるモニターの開発を目指した。
抱えていた課題
やったこと
本補助事業では、試作機3台(1〜3号機)を製作し、PM2.5選別サイクロンも3台作って試作機本体に組み込み、各種試験・評価を行った。1号機では社内で基本的な測定性能を評価し、同社標準のDDM-2001と白色のJIS試験粉体で比べたところ、DDM-2001の標準的な感度設定ではピーク値で10%程度の指示だったが、本装置は最低感度設定にしても100%を超えて振り切れるほど高感度だった。2号機は共同研究機関の北海道立総合研究機構(北海道環境研)で国設札幌局のFRM方式およびβ線吸収方式の測定値と比較し、夏場の炎天下に置いた際に温度依存で指示が低下することを確認した。3号機は東京八王子の塗装工場と工場敷地境界に設置してトレンドデータを取得し、千歳市川南局の常時監視データとも比較した。
| その他 | PM2.5選別サイクロン |
|---|---|
| 検査測定 | 粉塵連続測定モニター試作機(1〜3号機) |
新しい製品・サービス:リアルタイムかつ連続でPM2.5を含む浮遊粒子状物質(SPM)を測定できる連続粉塵モニター
試作3号機の日平均値は千歳市川南局のPM2.5常時監視データと0.8〜0.9という高い相関が出て、測定値の信頼性が確認できた。当初は期待できなかった微小濃度(μg/m3)の測定が可能になり、低濃度の微小粒子を高感度で測定できた。敷地境界での測定では、操業から出る粉塵は敷地外に出ておらず、道路を通る車の排ガスを捉えていることも分かった。一方でフォトマルの温度特性により外気温で測定値が左右されるため、温度対策が必要になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
公開事例からは、粉塵モニター開発の位置づけが経営戦略として明確に示されているかは読み取れず、光学業界への依存度低下のきっかけという記述にとどまる。
環境省データはリアルタイム性に欠け、市民や除染現場の需要があるとの外部環境認識が書かれている。ただし自社の強みとの関係は具体性が薄い。
既存のデータが1時間値で、リアルタイム測定の需要に応えられないという課題が示され、試作機で解決を目指す流れが具体的に書かれている。
販売先と想定市場は示されているが、売上や付加価値の数値目標、賃上げ目標は書かれていない。
試作機3台の製作や社内評価の実施は読み取れるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての記述はない。
PM2.5との相関0.8〜0.9、想定顧客として工場や私立学校など複数の市場が具体的に挙げられている。
恒温槽による温度依存対策、部品再選定によるコストダウン、長期評価やJIS認定の必要性など、今後の課題と方法が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
リアルタイム連続PM2.5測定器は見当たらないと記述され、既存の公定法とは異なる新分野であることが読み取れる。
除染作業に伴う放射性物質飛散の危険性や、PM2.5による健康不安が社会的課題として明確に記述されている。
補助金額と費用対効果の関係は書かれておらず、試作機のコストが200万円以上になる点が課題として示されているにとどまる。
リアルタイム連続測定による敷地境界モニタリングという新しい手法が示されているが、サプライチェーンへの波及は書かれていない。
環境モニタリング需要の拡大に触れているが、日本経済の構造転換に資するという記述は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
温度依存対策として小型恒温槽にフォトマルを入れて温度を一定に保つ構造を作り、温度特性を再評価する。部品の再選定や構造の再検討でコストダウンも進める。試作機のコストが高く、想定していた200万円以下の価格設定は不可能なため、低コスト化が課題である。今後は工場の敷地外への粉塵飛散を防ぎたい企業、除染施設などの敷地境界監視の需要先、西日本の私立学校の教材向けなどへの販売を想定している。公定法(FRM及びβ線吸収方式)には則らないため、公的機関への販売には長期評価やJIS認定などが必要になる。
空冷機構の構築と軽量コンパクト化により、省エネ性と耐久性を確保しつつ、従来の1kWメタルハライドランプと同等の明るさを持つ800WのLED…
有識者のアドバイスを得ながら、銅めっきやニッケルめっきのベースとなる薬液を選定し、めっき皮膜に転化する合金成分の候補を選んだ。
トレッドミル同期型リハビリ用免荷装置を試作・開発した。
効果:タッチパネルカバーと非常停止ボタンカバーの加工を社内で行えるようになり、短納期化とコスト削減が実現した。