自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社星秀社
成果平均塗着率 20%→70%
| 事業者名 | 株式会社星秀社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
株式会社星秀社は多品種・小ロット・短納期に対応できる生産体制を強みとし、80年近くにわたり富士通㈱を主要とする通信機器産業を中心に事業を展開して地域雇用にも貢献してきた。近年は顧客要求の多様化や環境問題への意識の高まりから溶剤塗装から粉体塗装への移行が進んでいる。粉体塗装分野では国内各電力会社向けの開閉器と電気自動車用充電設備を中心に受注しており、充電設備は排気ガスを出さない点から普及が予想されるものの、充電インフラの整備が今後の課題となっている。
抱えていた課題
やったこと
粉体静電塗装設備と溶剤静電塗装設備を導入し、同一塗装ラインで塗装仕様の異なる粉体塗装と溶剤塗装の両方を製造できるようにした。導入した各塗装機器は静電塗装方式で、塗着率は70%程度に上がることが確認された。補正ブース、粉体塗装ブース、溶剤塗装ブースには給気装置を装着したプッシュプル型塗装ブースを導入し、ブース全体を囲い込んで給気と排気のバランスを取ることで外部からのゴミや粉塵の侵入を排除した。塗装ブース天井には高性能フィルターを敷き詰めて空気を塗装ブース内に落下させる仕組みとし、上部から水膜(ウオーターカーテン)も整備した。
| その他 | 粉体静電塗装設備 |
|---|---|
| その他 | 溶剤静電塗装設備 |
| その他 | プッシュプル型塗装ブース |
| その他 | 給気装置 |
同一塗装ラインで粉体塗装と溶剤塗装の両方が製造可能となり、多様な仕様の製品に対応できるようになった。塗着率の向上により塗料の損失と廃棄物が減り、塗料・シンナー等の使用量削減とともにVOCの削減など環境負荷の低減にも効果が確認された。プッシュプル型ブースと天井フィルターにより塗装室内の作業環境が向上し、外観不良の原因だった浮遊ゴミの付着が抑えられて品質の向上も可能となった。新たな静電塗装体系により競争力を強化し、新規需要の開拓を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
80年近く富士通㈱などの通信機器産業を支えてきた実績があり、粉体塗装への移行を新規需要の開拓の柱として位置付けている。
多品種・小ロット・短納期の強みを活かし、粉体と溶剤を同一ラインで扱えるようにして顧客要求の多様化に対応する方針が示されている。
既存ブースの浮遊ゴミ付着や平均塗着率20%弱、耐荷重600kgといった課題を数字で示し、塗着率70%程度への改善を図っている。
事業終了後3年間で60%増、年間生産高8,000万円、5年後に1億円という具体的な売上目標が設定されている。
事業を遂行する人材や事務処理体制について、事例からは具体的な記述を読み取れません。
電気自動車用充電設備や国内各電力会社向け開閉器を主要顧客とし、排気ガスを出さない点が普及需要につながると説明している。
実施スケジュールに対する取組状況の項目はあるが、遂行方法や課題解決の具体的な手順は事例文からは十分に読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
粉体と溶剤の両方を同一ラインで製造できる点を、他社では導入していない差別化要素として説明している。
CO2やNOxの削減に寄与する電気自動車充電設備の需要拡大と、地域雇用への貢献について言及がある。
塗着率が20%弱から70%程度に向上し、塗料・シンナーの使用量と廃棄物・VOCの削減効果が確認されたと記載されている。
静電塗装設備の導入は示されているが、デジタル技術の活用やサプライチェーン全体への波及は事例からはうかがえない。
電気自動車の普及に伴う充電設備の需要増加を見込み、粉体塗装分野への移行を進める点が示されている。
地域雇用に貢献してきたことは示されているが、地域の特性を活かした成長戦略の具体性は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円