ティーバッグ充填包装機導入による桑製品加工の新たな展開
桑の外注加工部分を自社で行うため、ティーバッグ充填包装機を導入した。
株式会社北毛久呂保
成果賞味期限が1年となる見込み(推測)。
| 事業者名 | 株式会社北毛久呂保 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 昭和村 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 17人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1974年 |
当社は、コンニャクを加工してそのまま喫食できるコンニャクジャーキーを製造販売している。近年は食生活の多様化や嗜好の変化によりコンニャクの需要が減少傾向にあり、安定的な収益向上が望みにくい状況にあった。顧客からは、ジャーキーを柔らかくして新たなターゲットに販売したいとの要望を受けていた。
抱えていた課題
やったこと
セミドライ・コンニャクジャーキーの生地を検討した。従来の生地で作ると食感が固く感じられたため、馬鈴薯澱粉とコンニャク粉の配合を変えて試作したが良い結果は得られなかった。そこで馬鈴薯澱粉を米粉と加工澱粉に変更して試作し、食感の良い最適な生地を選定した。味付けは試食の結果、基本ビーフ味、フルーツ味、海外用(肉エキスなし)ビーフ味がよいものとなった。フルーツ味は四角の形状を球状に変更し、ドライフルーツ風とした。さらに、高温高圧レトルト殺菌の設備と技術を導入し、菌検や成分検査を行って長期保存を実現した。平成27年3月に千葉県幕張メッセで開催された食品 IFOODEX JAPAN 2015 の展示会で、試作品の味と価格帯のアンケートを行い、食品バイヤーとダイエットに関心の高い若いOLを中心に回答を集めた。
新しい製品・サービス:セミドライ・コンニャクジャーキー(一口カット味付けセミドライ・タイプ)
従来のコンニャクジャーキーの固い食感が改良され、セミドライ・コンニャクジャーキーは柔らかい食感に発展した。高温高圧レトルト殺菌により一般生菌・大腸菌・大腸菌群を抑制でき、賞味期限を延長する条件を設定できた。展示会でのアンケートでは51名中92%が良い・やや良いと回答した。作業人件費は上がったが、1kg単位の製造原価は減少し、商品原価は下がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存のコンニャクジャーキーの展開を広げる流れは読み取れるが、過去の取組との一貫性を示す記述は薄い。
顧客の要望や食感改善、アメリカ輸出の必要性は書かれているが、競争優位の根拠となる強み・弱みの分析は具体性が薄い。
加工品への要求変化と消費減少という課題認識はあるが、高付加価値化・成長への定量的な計画は示されていない。
5年後の売上規模を現在の約30倍と想定すると書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員17人の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な説明はうかがえる程度である。
ダイエットを気にする若いOLを中心に展示会でアンケートし、51名中92%が良い・やや良いと回答したと具体的に書かれている。
賞味期限の延長やアメリカ輸出に向けた殺菌条件の設定など課題解決の方法は書かれているが、スケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
コンニャクを一口カットのセミドライ・タイプにした点は、従来の利用方法と異なる新市場への投入として具体的に書かれている。
アメリカ輸出や新たな販路の開拓が挙げられているが、雇用創出や波及効果の記述は限定的である。
製造原価が1kg単位で減少したとあるが、補助金額に対する付加価値増加の費用対効果は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
群馬県昭和村の地域事業者として、コンニャク加工品の販路を広げる点は読み取れるが、地域の特性を活かした波及効果の説明は薄い。
試作品が寄与できる市場は二つあり、いずれも既存製品では取引していない市場である。既存販路の高速道路SA・道の駅・温泉旅館の土産品を販売する事業者には、商品化の際に優先的に販売することが決まっている。新規開拓は国内商社・国内量販店と、海外のアメリカ市場を考えている。5年後の売上規模は現在の約30倍を想定している。
桑の外注加工部分を自社で行うため、ティーバッグ充填包装機を導入した。
歩行運動を再現する試作機の設計をひたちなか市の巧企画に委託した。
効果:理学療法士の対応人数 3名→1名
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。