自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ヘイワテクノ株式会社
成果製造工程数 3工程→2工程
| 事業者名 | ヘイワテクノ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 高崎市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 36人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1947年 |
自動車業界では、インテリア・エクステリアのデザイン加飾傾向が高まり多様化も進み、高度な表面処理加工が求められるようになっている。従来の光透過率ゼロの真空蒸着だけでは市場のニーズに応えるのは限界となりつつある。取引先からの要望に応える体制づくりと新製品の開発が必要だった。
抱えていた課題
やったこと
ハーフ蒸着技術が可能となる芝浦メカトロニクス製造の機械を導入し、自動車部品と監視カメラカバーの試作に取り組んだ。自動車部品では内蔵ライトが発光時に光を透過する特徴を応用した新製品開発に力を入れた。監視カメラカバーは、ATMで使用するカメラがお客さまから見えない状態でカメラを機能させるためのハーフミラー状のカバーとして試作した。工程は従来の「アンダーコート→真空蒸着→トップコート」から「アンダーコート→真空蒸着」となり、蒸着膜の製膜後に真空中でモノマーガスを導入してプラズマ重合を行い、蒸着膜上に保護膜を形成してトップコート工程を不要にした。プラズマ重合はプラズマ放電により表面を改質する技術である。
| 加工機 | 芝浦メカトロニクス製ハーフ蒸着機 |
|---|
新しい製品・サービス:光透過性を持たせたハーフ蒸着による自動車部品および監視カメラカバーの試作品
ハーフ蒸着により工程が1つ減り、材料費、時間、人件費など生産コストが20%減少した。品質が向上して不良品も大きく減少し、取引先へのレスポンスが早くなり、要望に近い製品を作れるようになった。取引先2社の要望に対応した試作品は目標レベルに達し、製品評価基準をクリアした。今後は既存自動車部品企業向けに加え、ゲーム機業界や建設業(表示装置)など新規分野への展開を目指す。2020年3月期の売上目標は既存自動車部品企業向け製品(取引あり)8,000万円、取引なし5,000万円、新規分野7,000万円としている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の真空蒸着では対応に限界があるとし、ハーフ蒸着技術の高度化を新たに進める方向が記載されている。過去の取組との連続性は具体的に書かれていない。
自動車業界でデザイン性・ファッション性の要求が高まっている外部環境と、取引先からの要望に応える体制づくりが書かれている。強みの定量的裏付けは薄い。
工程が3から2に減り、材料費・時間・人件費で生産コストが20%減るなど、課題と解決策の対応が数字つきで示されている。
時間と人件費、原材料費をそれぞれ20%削減する目標が示され、試作で目標レベルに達したと記載されている。
従業員36人の企業であることと、綿密なコミュニケーションを行うとの記述のみで、体制や人材の具体的な配置は読み取れない。
光透過率を生かした自動車部品や監視カメラカバーの用途と、取引先2社の要望への対応が具体的に書かれている。
初期は既存取引先向けの自動車部品、将来はゲーム機や建設業表示装置への展開という段階が示されているが、スケジュールは明記されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ハーフ蒸着は光透過率0%の通常蒸着品と異なる新しい表面処理で、既存の真空蒸着では対応に限界があると書かれている。
自動車業界の表面処理加工の高度化ニーズに触れているが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は書かれていない。
生産コスト20%減、不良品の大幅減少、売上目標が8,000万円・5,000万円・7,000万円と数字で示されている。
プラズマ重合による保護膜形成で工程を減らす新技術が書かれているが、サプライチェーン全体への貢献までは述べられていない。
自動車部品からゲーム機や建設業表示装置へ進出する方針が書かれ、成長分野への進出がうかがえる。構造転換への言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
初期段階では既存取引先であるミツバをはじめとする自動車部品関連の商品開発を進めるが、幅広い可能性を視野に早期の商品化と情報収集に努める。将来的には光透過率を製品に生かし、ゲーム機業界や建設業(表示装置)などの業態にもフォーカスする。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ハイブリッド式測定機「O-INSPECT442」を導入した。
効果:医療機器用金属部材の測定時間 24分→18分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。