回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社BMZ
成果1足あたりの製造所要時間 20分→2分
| 事業者名 | 株式会社BMZ |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 利根郡みなかみ町 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 従業員数 | 28人 |
| 資本金 | 9,840万円 |
| 設立 | 2001年 |
当社は機能性インソールの市場で、足本来の運動機能を阻害せず重心移動を補助する商品を展開してきた。特許取得済みの技術を活用した新製品CCLPインソールは、従来品のキュボイドと比較しても安定性と運動性を高い次元で実現している。手作りの試作品はスポーツ選手や障害者の使用により評価を得ており、2014年のソチ五輪では日本人選手の合計8個のメダルのうち4個をCCLPインソール使用者が獲得した。
抱えていた課題
やったこと
クリッカー、カーボン熱整形機、熱プレス機、コンプレッサー、金型などの機械設備を新規導入した。手づくりで生産している9種類のタイプのインソールを新規導入の機械設備で試作し、所要時間と完成品の品質を確認して合格基準を測定した。カーボンの熱成形工程では、材質ごとの硬度と融点の組み合わせから、製品ごとに適した温度カーブを得るための時間調整とプレス荷重の決定が必要であることがわかった。試作品は目視検査と使用テストで従来の手づくり製品と品質レベルに差がないことが認められ、マシンメイド試作品と従来品をそれぞれ20足ずつ作成し、北海道文教大学にモニタ評価を依頼した。
| 加工機 | クリッカー |
|---|---|
| 加工機 | カーボン熱整形機 |
| 加工機 | 熱プレス機 |
| その他 | コンプレッサー |
| 金型 | 金型 |
新しい製品・サービス:CCLPインソール
1足あたりの製造所要時間が従来の20分から2分に短縮され目標を達成した。1日あたりの製造個数は従来の10足から増加し、平成25年時点で160足(達成率80%)、令和3年には350足(175%達成)となった。モニタ評価では従来の手づくり製品とマシンメイド試作品の選択率がほぼ半数で、品質の差はほぼないと判断された。今後は工程ごとの所要時間短縮と製造コストの削減を進める。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
手づくりの機能性インソールを量産化する課題が示され、既存の製品展開との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明確に書かれていない。
特許取得済みCCLP技術や五輪でのメダル実績など強みは書かれているが、市場や競合との比較による競争優位の説明は薄い。
手作りからマシンメイドへの課題が明示され、製造所要時間20分から2分、1日10足から200足の目標が示されている。
1足あたり所要時間20分から2分、平成25年160足(達成率80%)、令和3年350足(175%)と数値で目標達成状況が示されている。
補助事業の実施体制という見出しはあるが、人材や事務処理能力の具体的な記述はほぼ読み取れない。
足の運動機能を阻害せず重心移動を補助する製品、野球・バスケ用などの絞り込んだ市場、個別デザイン等の顧客ターゲットが具体的に書かれている。
カーボン熱成形工程の課題と温度・荷重の調整が今後の課題として示されているが、スケジュールや解決方法は明確に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
足指を使う機能性インソールの市場で独自技術を展開しているが、普及度や高価格化の水準を示す記述は薄い。
ODMライセンスや販売の波及効果はうかがえるが、国が補助する積極的理由や雇用創出の記述は明確ではない。
製造効率の数値改善は示されているが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の記述はない。
解析システムのイメージ図や量産体制があるが、デジタル技術によるサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
量産化により100万足を目指す方針が示されるが、日本経済の構造転換への言及は読み取れない。
みなかみ町という地域は示されるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は明確ではない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回のプロジェクトにより量産技術の見通しがついたため、将来的には100万足の販売を目標に、さらなる設備投資や開発を図っていく。既存チャネルは販社経路とネット販売(一般顧客)で、新規チャネルとしてネット販売(野球用、バスケットボール用など)とODMライセンス販売を計画している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%
小ロット・多品種・短納期の要求に応えるため、曲げ加工の対応力を強化する目的で高性能プレスブレーキ(デュアルドライブプレスブレーキ)を導入し…
効果:曲げ加工担当者数 3人→2人