回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社 新潟造形
成果内照式立体造形物の製作日数 35日→24日
| 事業者名 | 株式会社 新潟造形 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 新潟市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1991年 |
当社はサイン業界向けに立体造形物を受注生産しており、25年の実績がある。近年は需要の伸びがある内照式立体造形物の分野で、ポリウレタン樹脂製品の製作を進めたいと考えていた。
抱えていた課題
やったこと
従来のFRP樹脂に代えて、高精度で製作工程を大幅に短縮できるポリウレタン樹脂へ成形方法を変更する取り組みを、東北以北で初めて行った。米国グラコ社製のポリウレタン成形機(E-XP2)を導入し、これまで手作業だけで行ってきた中間3工程を省けるようにした。設備導入により作業時間が大きく短縮され、より多くの生産が可能になった。東北以北では導入例がまだないため、顧客からの厳しい加工要求やコストダウン要求にも対応でき、新規のウレタン製品の受注増加も見込んでいる。
| 加工機 | 米国グラコ社製 ポリウレタン成形機(E-XP2) |
|---|
新しい製品・サービス:ポリウレタン樹脂製の内照式立体造形物
製作日数の短縮により作業時間が減り、人件費も1台あたり121,000円削減できた。手作業によるばらつきや不良品を減らすことも可能になった。長いリードタイムによる機会損失がなくなり、競争力の強化が期待できる。内照式立体造形物の納期短縮と、新規ウレタン製品の受注にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
25年の立体造形物の受注生産実績と、内照式立体造形物の需要増を背景に機械導入する流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
需要の伸びに触れるものの、競合や自社の強み・弱みを比較した記述はなく、東北以北で初導入という点がわずかにうかがえる程度。
課題は彫刻・仕上げ工程への手作業集中と中間工程の時間短縮と明記され、製作日数35日から24日(31%短縮)、人件費121,000円削減と数字で効果が示されている。
製作日数と人件費の削減率は数字で示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の根拠は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
内照式立体造形物の需要増や顧客の加工・コスト要求への対応に触れるが、ターゲット顧客や選ばれる理由の具体的整理は薄い。
導入設備と中間3工程の省略が書かれるのみで、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
東北以北では導入実績がない設備であり、同分野で新しい取組であることが具体的に書かれている。
新規ウレタン製品の受注増による雇用や需要創出に触れるが、波及効果や社会的インフラとしての積極的理由は書かれていない。
投入した設備に対し、製作日数31%短縮や人件費121,000円削減と効果が数字で示され、費用対効果がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
新潟市北区の企業であることは示されるが、地域特性を活かした付加価値や地域成長への貢献は記述されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
本事業で生産性を向上させたことを生かし、今後も同製品の品質と生産性のさらなる向上に挑戦していく予定。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日