価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社比叡ゆば本舗ゆば八
成果湯葉製造室の作業者数 10人→2人
| 事業者名 | 株式会社比叡ゆば本舗ゆば八 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 大津市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 125人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1969年 |
湯葉は健康志向のブームを受けて国内外で需要が伸びており、海外航空会社の機内食の食材に採用されるなど日本のヘルシーな食文化を代表する食品として注目されている。一方で輸入湯葉や低価格・低品質品が台頭し、価格競争を余儀なくされている。湯葉製造は人手がかかるため業界全体が高人件費体質となっている。
抱えていた課題
やったこと
新工場の生湯葉製造を自動化するため、湯葉の製造工程の把握、作業時間の数値化、食品衛生法に対応した材質の選定を基に基本設計を行った。新工場の湯葉製造室には従来の約5倍となる16台の湯葉製造釜を設置し、搬送装置1台につき釜8台まで管理できる仕様のため、製造室を2部屋(Aゾーン・Bゾーン)に区切り、各部屋に搬送・制御装置を1台ずつ設置した。Bゾーンでシミュレーションを行った際、高温多湿の環境で床面が結露し搬送装置のタイヤがスリップしたため、床材は衛生・構造上変更できないことからタイヤに滑り止めの処理を施して解決した。制御プログラムのバグによる搬送装置の停止は、3ヶ月稼働した実績を基に修正し、支柱部分は錆びに強いステンレス製に変更して動作確認を行い、シミュレーションを完了した。
湯葉の巻き取りと加工室までの搬送を自動化したことで、高温多湿な製造室で従事する人数を減らし、加工工程へ人員を振り向けられるようになった。生湯葉の生産能力は従来の約5.3倍に増強され、製造作業者は10名から2名となった。高温多湿の環境での作業が減ったことで省力化と労働環境の改善が進み、人的要因による異物混入の機会も削減できるようになった。高品質で低価格な湯葉の量産により価格競争力を高め、業界で世界初となるFSSC22000を認証取得した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来工場で培った湯葉の製造時間や製法の実績を基に設計したとあり、過去の取組との一貫性がうかがえる。経営戦略上の位置付けは書かれていない。
海外需要の伸びや輸入品・低価格品との価格競争に触れ、人件費体質が課題とされている。自社の強み・弱みの分析は具体的に書かれていない。
人件費体質、高温多湿での定着率、異物混入リスクといった課題を明示し、人員を1/5に減らす省力化で解決する計画が読み取れる。
生産能力を従来の約5.3倍に増強し、作業者を10名から2名にする数値目標と結果が示されている。
基本設計・設計製作・シミュレーションの工程は書かれているが、人材や事務処理体制についての記述は乏しい。
高品質で低価格な湯葉の量産、海外航空機内食への採用など、顧客ニーズと選ばれる理由がある程度読み取れる。
床面の滑りによるタイヤスリップやプログラムのバグを、滑り止め処理や3か月稼働後の修正で解決した経緯が具体的に書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
湯葉の需要は伸びているが、高付加価値化や高価格化の水準についての記述は薄い。ISO22000系の認証取得は言及されている。
雇用増加や地域への言及はあるが、川上・川下への波及効果など国が補助する理由は明示されていない。
コストダウンや生産能力増強は示されているが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
無人搬送装置と自動制御装置の導入は示されているが、サプライチェーン全体への貢献についての記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
滋賀県大津市の企業で雇用増加に触れているが、地域特性を活かした経済成長への言及は限られている。
質・量ともに日本一を目指し、生産体制の増強と製造工程の効率化・省力化を進める。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
スマートメーター専用の治具を開発し、部品ごとに治具形状と掛け数を同期化することで、同一電流量での多品種部品のめっき加工を可能にした。
効果:生産量 100%→130%