画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社森川製作所
成果測定室温度の変動幅 1℃→0.3℃
| 事業者名 | 株式会社森川製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 千葉県長生郡白子町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 45人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
当社は放射線治療で使用される加速器のキーパーツである加速管セルの製作を10年前から本格参入し、この分野の一端を担ってきた。売上高は4億8,000万円(平成27年度)である。加速器の高精度化・コンパクト化に伴い、加速管セルには従来以上の超精密な寸法公差と表面粗さ(鏡面化)の極限対応が求められるようになっていた。
抱えていた課題
やったこと
従来なし得なかった加速管セルの寸法・形状の高精度化と全面鏡面加工化に対応するため、技術課題として十字溝フライス面の鏡面化(表面粗さRa0.025μm以下)と全箇所の寸法精度誤差2μm以下を目標に設定した。高精度フライス加工機を特殊仕様で導入し、主軸の振れや工具径をプログラムで補正することで全箇所の寸法精度誤差2μm以下をクリアした。単結晶ダイヤモンド工具を用い、ミクロンレベルの微小送り・微小切り込み量などの切削条件を適正化することで、従来実績のなかった十字溝の側面と底面の鏡面加工を実現した。測定室に恒温精密空調設備を導入して温度を23±0.3℃に恒温化し、加速管セルが室温になった段階で測定できるようにした。
| 加工機 | 高精度フライス加工機(特殊仕様) |
|---|---|
| その他 | 測定室の恒温精密空調設備 |
| その他 | 単結晶ダイヤモンド工具 |
| ソフト | 主軸の振れ補正プログラム |
十字溝の切削面粗さは側面と底面ともに目標値Ra0.025μmを達成し、全箇所の寸法精度誤差も2μm以下の目標をクリアした。測定室の恒温化により、加速管セルが室温になった段階で測定でき、信頼できる検査データが得られるようになった。これにより加工現場の対応を的確に行えるようになり、加速管セルは最高レベルの製品となった。今後は品質の維持向上と加工技術の優位性の強化を進める。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
加速管セル製作を10年前から手がけ、精密加工分野に参入してきた経緯が書かれているが、経営戦略上の位置付けまでは記述が薄い。
加速器の高精度化・コンパクト化という外部要求に対し、特殊仕様フライス加工機や超精密加工技術で対応する強みが具体的に書かれている。
寸法精度誤差2μm以下、十字溝表面粗さRa0.025μm以下という数値目標を設定し、測定室を23±0.3℃に恒温化するなど課題と施策が対応している。
寸法精度2μm以下、Ra0.025μm以下の目標を達成したと数値で示され、市場規模や日本の占有率10%も示されている。
担当者名や体制の記載はあるが、人材や事務処理能力の確保状況は読み取れる記述がほぼない。
小型・コンパクトな放射線治療装置向けの高精度加速管セルという製品価値と、世界市場の規模・日本の低占有率が示されている。
課題ごとに施策を行い目標達成とあるが、中長期のスケジュールや、営業活動を含む今後の課題解決方法の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
十字溝の鏡面加工は従来実績がなく、全面鏡面化を含む超精密加工で最高レベルの製品になったと書かれている。
放射線治療装置の普及や日本の占有率の低さから今後の普及が期待できると書かれているが、雇用や波及効果の記述はない。
投入額と付加価値増加の関係は書かれておらず、目標達成の事実のみが示されている。
超精密加工やプログラム補正による工程フィードバックはあるが、デジタル技術やサプライチェーン貢献の記述は限定的である。
医療用加速器という成長分野への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換との関係は書かれていない。
千葉県白子町の立地は示されているが、地域の特性を活かした経済成長への言及はほぼ見られない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
世界の放射線治療装置の設置台数は8,000台、市場規模は年700台・2,500億円とされる。日本の占有率は10%と低く、今後の普及が期待できる。小型でコンパクトな放射線治療装置に適用できる高精度な加速器用加速管セルを製作できる準備が整った。日常的に継続した事業とするため、市場の動向を注視した積極的な営業活動が必要である。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
鰹節の厚さと抽出温度を管理するため、ガス式スチームコンベクション、小型鰹節削り機、プレハブ冷蔵庫、冷蔵ユニット、小型軽量充填機、打栓機を導…
効果:製造ロット 32.5kg→65kg
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%