新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社市東製作所
成果カテーテル先端径 5ミリメートル→3ミリメートル
| 事業者名 | 有限会社市東製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 東金市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1989年 |
当社は光ファイバーコネクターの先端部品を主力とする金属製品製造者である。特定の事業者への下請依存率が高かった。平成26年頃より医療機器メーカーからカテーテル金属部品の製造について相談を受けた。
抱えていた課題
やったこと
CNC自動旋盤を導入し、加工面の視野を広げて多彩な加工形状を作れるようにした。カテーテル先端部品は先端丸部φ3.0ミリメートル、全長5.76ミリメートル、内径φ0.8ミリメートルの仕様で、人体内を通すため粗面を許されず、チューブの抜け防止のため取付部のエッジ形状を保つ必要があった。このため表面処理加工はできず、機械加工のみで粗面のない製品を製造した。
| 加工機 | CNC自動旋盤 |
|---|
新しい製品・サービス:先端丸部φ3.0ミリメートル、全長5.76ミリメートル、内径φ0.8ミリメートルのカテーテル先端部品。検査機能や滴下機能を持たせ、各種センサーを組み込めるようにした。
カテーテル先端部品に特殊な加工を施すことで検査機能や滴下機能を持たせられるようになった。各種センサーを組み込むことでカテーテルの長期体内留置が可能になった。寝たきり患者や高齢者の遠距離監視も可能になり、医療過誤防止の一助となった。先端径を細径化したことで、カテーテル挿管時の患者負担を大きく軽減し、QOLの向上を可能とした。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
下請依存からの脱却を目的に平成25年から医療機器市場参入を志向したと記載あり。過去の産学官連携の延長との関係は示されるが、経営戦略上の位置付けは詳細に書かれていない。
極小部品の切削加工を強みとし、精度のある量産加工を得意とすると記載。市場動向との関係は示されるが、競争優位の根拠は数字で示されていない。
下請依存という課題と、カテーテル部品による収益性向上の方向性は示される。ただし事業計画の数値や実効性の根拠は読み取れない。
φ5ミリからφ3ミリへの細径化など技術目標はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員数7名と記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は書かれていない。
φ3ミリ先端部品、全長5.76ミリ、内径φ0.8ミリなど数値で特徴を示し、患者負担軽減という選ばれる理由も書かれている。
数度の設計変更を経て形状が決まり、今後は細径化製品の開発を進めると記載。ただしスケジュールや課題解決方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
φ3ミリの細径カテーテル先端部品で粗面なし、機械加工のみで製造する点を特徴として示し、高付加価値性がうかがえる。
患者負担軽減や医療サービス充実への貢献は述べられるが、雇用や波及効果の定量的な記載はない。
補助金額や付加価値増加額など費用対効果を示す数値は書かれていない。
センサー組込みによる長期体内留置や遠距離監視が可能になったと記載され、医療分野のイノベーションへの貢献がうかがえる。
医療機器市場への進出により、下請依存から脱却する方向性が示されており、成長分野への転換がうかがえる。
千葉県東金市の企業であることは記載されるが、地域特性を活かした雇用や地域成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
身体親和性の高い製品の市場導入が求められており、患者や高齢者、医療従事者にやさしい製品開発を続ける。成人基準である現在の医療機器のサイズに対し、従来品をより細径化した製品の開発を進め、医療サービスの充実に貢献することを目標とする。
今回の取組みにより初めて医療機器市場へと参入することとなりました。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。