サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
都建材工業株式会社
成果生産性(1日1人あたり生産能率) 2.6t→3.1t
| 事業者名 | 都建材工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 府中市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,材料製造プロセス,製造環境,立体造形 |
| 従業員数 | 41人 |
| 資本金 | 3,340万円 |
従来製造していた組み立て式のコンクリート塀は建築基準を満たさない地域も出始め、景観にも合わなくなってニーズは減少傾向にあった。そこで組立式自在フェンス基礎ブロック塀(フェンスウォール)の開発に踏み切った。フェンスウォールは従来型コンクリート塀より軽量で地震の揺れに強く景観もよいため普及が期待できる。
抱えていた課題
やったこと
省力化製造ラインとして搬送コンベアラインを導入し、フォークリフトでの型枠移動を極力省いて連続作業を可能にした。あわせて省力タイプの専用製品吊り具(搬送装置)と、防音タイプの振動機・投入機を導入した。省エネ養生設備として断熱性の高い養生槽と熱効率の高いボイラーを導入し、センサー(熱電対)で養生槽内の温度を細かく制御できるようにした。配管の改修・更新も行い蒸気漏れによるエネルギーロスを抑えた。試験施工では現場作業員の負担軽減と施工ムラの防止を確認し、施工手間から標準歩掛の基礎資料を作成した。今後は施工後の状況を暴露試験として継続調査する。
| 加工機 | 搬送コンベアライン |
|---|---|
| 加工機 | 省力タイプ専用製品吊り具(搬送装置) |
| 加工機 | 防音タイプの振動機 |
| 加工機 | 投入機 |
| 加工機 | 吊り下げ養生槽 |
| 加工機 | ボイラー |
| 検査測定 | センサー(熱電対) |
新しい製品・サービス:組立自在フェンス基礎ブロック塀(フェンスウォール)
製造ラインの更新により生産性が向上し、平成26年度に9%、平成27年度に19%の増加を確認した。目標の20%には届かなかったが、オペレーターの習熟度改善が寄与した。省エネ養生設備により時間短縮と蒸気配管の温度ロスの削減に成功し、センサーによる温度管理で断熱効果が19%向上した。今後は東京オリンピック関連施設の外柵として利用を目指し、普及を広げていく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のコンクリート塀がニーズ減少する中で新製品を開発したと書かれ、過去事業との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
景観と耐震性の強み、建築基準を満たさない地域の増加など外部環境を述べ、JIS認証を持つ型枠技術という自社資源も示されている。
製造費用が割高という課題を認識し、生産性を20%向上させる省力化ライン導入で解決する計画が具体的に示されている。
生産能率を2.6tから3.1tへ20%向上させる目標と、平成27年度に19%まで向上した実績が数字で示されている。
社歴や従業員41人は書かれているが、補助事業を遂行する担当体制や事務処理能力についての記述はわずかにうかがえる程度。
設置の簡便さ、L字や十字など多様な設置が可能な点、景観と耐震性を強みとして顧客ターゲットも公共施設や住宅と示されている。
試験施工と暴露試験を継続し施工歩掛を10%削減する目標や、東京オリンピック関連施設での利用という中長期の計画が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
コンクリート塀の普及度は示されていないが、景観と耐震性を両立する新発想の基礎と位置付けられ、新分野としての特徴はうかがえる。
耐震性による地震対策や景観向上への寄与がうかがえるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由の記述は乏しい。
生産性20%向上や燃料原単位20%ダウンの目標が示されるが、補助金額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
省エネ養生設備や温度センサーによる管理など技術導入はあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献の記述は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
東京都府中市の企業で、地域の公共施設や住宅への普及を目指すとあるが、地域特性を活かした雇用や成長への記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成32年の東京オリンピック関連施設の外柵としての利用を目指し、戸建て住宅にとどまらず体育館などの公共施設や工場の外柵への普及を増やしていく。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。