ものづくり補助金平成25年度製造業神奈川県

高精度部品にかかる測定検査を高速化するための設備の開発

クリエイト株式会社

この事例のポイント

  • 長年付き合いのある顧客から要望を受け、カメラに使われる部品の精度保証を確実にする必要があった。
  • 大手カメラメーカーからの依頼を受け、カメラの重要な機能を担う精密部品の検査手法の自動化に取り組んだ。
  • 高精度部品の測定検査を高速化するための設備開発に取り組み、検査工程の自動化を進めた。

事業者のプロフィール

事業者名クリエイト株式会社
所在地神奈川県 横浜市港北区
業種業務用機械器具製造業
従業員数25人
資本金3,000万円
設立1972年

事業の背景

1972年にアルマイト写真印刷の自動化システムの開発に成功し、印刷メーカーとして創業した。その後、凹版印刷機や局面スクリーン印刷機などの特殊な印刷機を開発し、通常は難しいとされた製品を高品質かつ高い生産性で製造してきた。現在はクリーンな環境で印刷、プレス、接着などの複合加工が必要な部品を製造している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度長年付き合いのある顧客から要望を受け、カメラに使われる部品の精度保証を確実にする必要があった。

やったこと

大手カメラメーカーからの依頼を受け、カメラの重要な機能を担う精密部品の検査手法の自動化に取り組んだ。導入したイメージメジャーで検査を効率化した。数百ヶ所に及ぶ検査項目から測定データを蓄積し、加工工程へフィードバックできるようになった。

検査測定イメージメジャー

事業の効果

高精度部品の測定検査を高速化するための設備開発に取り組み、検査工程の自動化を進めた。数百ヶ所に及ぶ検査項目の測定データを蓄積し、加工工程へフィードバックできる体制を整えた。これにより部品の精度保証や品質管理の強化につながった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    印刷機の開発からの歩みと、長年付き合いのある顧客からの要望を受けた取組であることは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    大手カメラメーカーからの依頼がうかがえる程度で、市場動向や自社の強み・弱みに関する記述は読み取れない。

  • 課題の認識と解決3

    顧客要望への対応として精度保証の必要性は示されているが、高付加価値化・成長に結びつく計画の具体性は薄い。

事業の実現可能性48%
  • 付加価値・賃上げの目標2

    付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、高付加価値化の目標の実現可能性はうかがえる程度にとどまる。

  • 事業を進める体制2

    従業員25人の企業であることはわかるが、補助事業を遂行する体制や人材についての記述は読み取れない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    検査項目が数百ヶ所に及ぶことや測定データの蓄積とフィードバックにより、製品の価値と顧客ニーズの対応が具体的に読み取れる。

  • 事業化までの道筋3

    検査工程の自動化という方向性と測定データのフィードバックは示されるが、スケジュールや課題解決方法の記述は限定的。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    高性能カメラ精密部品の検査自動化という分野の普及度や高付加価値化は示唆されるが、具体的な水準の記載は薄い。

公的補助の必要性47%
  • 波及効果・雇用2

    カメラ部品の精度保証という用途は示されるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。

  • 費用対効果2

    補助金額3,000万円は示されるが、付加価値増加や生産性向上の効果が数値で示されておらず費用対効果は読み取れない。

  • イノベーションへの貢献3

    測定データの蓄積と加工工程へのフィードバックにより、デジタル活用の方向性は読み取れるが、サプライチェーンへの貢献は示されていない。

政策面40%
  • 成長分野への進出2

    高精度部品の検査自動化という方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への寄与は書かれていない。

  • 地域経済への波及2

    横浜市港北区という地域は示されるが、地域特性を活かした付加価値創出や雇用への効果は読み取れない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。