回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社中央電機計器製作所
成果測定工数は予定通り約半分以下の時間となった
| 事業者名 | 株式会社中央電機計器製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,情報処理,測定計測 |
| 従業員数 | 49人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1930年 |
昭和5年創業の同社は、電機・電子計測の分野で80年以上の技術力を持ち、顧客の問題解決に取り組んでいる。米国ナショナルインスツルメンツ社のアライアンスパートナーとして、LabVIEWやPXIを用いたシステム開発に力を入れている。平成12年にISO9001、平成17年にエコアクション21の認証を取得している。
抱えていた課題
やったこと
制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。目標は測定工数を約半分に削減することである。ケーブル接続検査装置を開発し、ケーブルの種類の多さや接続の複雑さに対応して、検査工数を4分の1程度まで削減する。システムテストでは、自動化ソフトウェアの開発により測定工数を約半分にする。試験結果を自動でファイルに保存し、成績書作成時の記入ミスを防止する。検査治具の自動配線や模擬負荷設定の自動切り替えも実施し、全体の測定工数を半分以下に抑える。
| 検査測定 | 基板検査装置 |
|---|---|
| 検査測定 | ケーブル接続検査装置 |
| ソフト | システムテスト装置・自動化ソフトウェア |
新しい製品・サービス:基板試験装置、ケーブル接続検査装置、システムテスト装置とソフトウェアを含む、自社製品の自動検査装置群。
基板試験装置の導入により、制御基板出荷時の試験で測定工数が約半分以下となり、生産体制の強化につながった。ケーブル接続検査装置では、検査工数が4分の1以上短縮され、大幅な生産体制強化が期待できる結果となった。システムテストの自動化では、測定工数が約40%弱まで削減され、記入ミスの防止や作業効率の向上にも寄与した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和5年創業以来、電機・電子計測分野に注力し、平成42年に計測機器分野で世界No.1を目指す方針が事例に明記されている。
米国NIのアライアンスパートナーとして、LabVIEWやPXIを用いたシステム開発に力を入れていると記載されている。
基板検査の手作業を課題とし、測定工数を約半分に削減する目標と、ケーブル検査の工数を4分の1に削減する目標が示されている。
測定工数の半減や4分の1以上の短縮などの数値目標はあるが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
有資格者12名、従業員49名、週2回の勉強会など、人材と体制の具体的な記載がある。
MRI用超電導マグネット監視装置など顧客事例はあるが、ターゲットや選ばれる理由の整理は限定的である。
平成32年の新社屋完成、平成42年の世界No.1などの時期は示されているが、遂行方法の詳細は乏しい。
資本金1,000万円と従業員数のみ記載され、財務状況や資金調達の見込みは公開されている事例からは読み取れません。
ニッチトップを目指す方針やアジア太平洋地区でベスト4(約200社中)に入った点はあるが、普及度の比較は示されていない。
医療分野への用途拡大や人材育成は書かれているが、雇用創出や経済波及効果の具体的な記載は見当たらない。
検査工数の半減などの効果は示されているが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
自動化ソフトウェアや自動配線の開発は書かれているが、地域やサプライチェーンへの貢献は記載されていない。
計測システム分野への注力は書かれているが、市場成長分野への進出や構造転換への言及は乏しい。
大阪市都島区に所在する点のみで、地域特性を活かした付加価値や雇用創出の記載はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成32年に全社員へ認証資格を広げ、新社屋の完成と設立100周年の平成42年には計測システム分野で世界No.1を目指す。医療分野へのDNAシーケンサーなど用途拡大を図り、ブランド力を高めて収益率を上げていく。
計測システム分野においてワールドワイドでのニッチトップを目指したい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
小ロット・多品種・短納期の要求に応えるため、曲げ加工の対応力を強化する目的で高性能プレスブレーキ(デュアルドライブプレスブレーキ)を導入し…
効果:曲げ加工担当者数 3人→2人