徳島県初の地域医療機関向けの高品質な医療用二酸化炭素の製造と安定供給体制の確立
医療用二酸化炭素の充填設備を導入し、徳島県内で医療用二酸化炭素を製造できる体制を整えた。
中越産業株式会社
| 事業者名 | 中越産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 南砺市 |
| 業種 | 熱供給業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 6,700万円 |
| 設立 | 1949年 |
1949年に「中越石炭株式会社」として創業し、1962年からLPガス販売を開始した。1971年に社名を中越産業株式会社へ変更し、LPガス・石油類の販売を中心に事業を展開している。2012年12月に充填工場敷地横の広大な土地を取得でき、高度処理事業の構想が動き出した。県内では1年間に廃棄されるLPガス容器が推定約1万8000〜2万本あり、石川県も含めると約4万〜5万本の規模があると推定されている。
抱えていた課題
やったこと
2013年11月に高度処理工場と保管専用庫の建設を開始し、2014年3月に完成させた。補助金事業では2015年2月にLPG竪型圧縮式減容プレス機を導入し、7月から稼働させた。このプレス機は上方向から一気にプレスする方式で、処理工程数を1回に削減し、処理能力を向上させた。プレスした容器は保管庫で保管し、製鉄会社に持ち込んでリサイクルする体制を整えた。
| 加工機 | LPG竪型圧縮式減容プレス機 |
|---|
新しい製品・サービス:LPガス容器のくず化高度処理事業(廃棄容器の高度処理から製鉄会社へのリサイクルまで一貫して行う事業)
LPガス容器を検査から廃棄処理まで一貫して行える体制を構築し、県内外の同業他社から廃棄容器の回収協力を得られるようになった。プレス機の導入により処理工程が1回削減され、処理能力が向上した。使用済み容器を資源として高度処理し、鉄素材としてリサイクルできる新たな体制が整った。今後はバルク容器や大型バルク貯槽の回収・切断解体処理にも展開し、本格展開を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存のLPガス充填・再検査事業を基盤に、2012年取得の土地を活かし廃棄容器処理へ展開する流れが具体的に書かれている。
県内の同業他社6社・販売店10社の協力を得て回収している点はうかがえるが、競争優位性を示す記述は薄い。
鉄くず相場の変動で引き取り価格が半値になった課題を認識し、年間1万本処理の目標を示している。
年間1万本の処理を目指すとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現性は判断しづらい。
県内同業他社の協力体制や自社の充填工場など、遂行体制の一端はあるが、人材や事務処理能力は書かれていない。
顧客ターゲットは県内外の同業他社と読み取れるが、ニーズの裏付けや選ばれる理由の整理は薄い。
2014年完成、2015年2月導入、7月稼働と時系列はあるが、中長期の課題検証や遂行方法は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
LPガス容器の高度処理によるリサイクルは一般的ではないが、普及度や高付加価値化の程度は具体的に示されていない。
県内約1万8000〜2万本、石川県含め約4万~5万本の廃棄容器があり、資源循環と最終処理の社会的役割が示されている。
プレス導入で処理工程数を1回に削減し能力が向上したとあるが、投入額に対する効果の数値は示されていない。
容器検査から廃棄処理まで一貫した体制を構築したとあるが、先端的なデジタル技術の活用は書かれていない。
資源循環・環境保全への貢献がうかがえるが、産業構造転換を示す記述は限定的。
県内の同業他社と連携し地域の資源循環に取り組む点は読み取れるが、雇用創出や経済成長の数値は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はボンベ処理にとどまらず、バルク容器や大型のバルク貯槽の回収と切断解体処理も本格展開していきたい。県内外の同業他社の協力を得て本格稼働を目指し、環境保全や地球資源の有効活用を通して地域貢献していく。
「使ったものは高度処理で資源としてリサイクルし、最終処理までをきちんと果たすのが責務」
公式の事例集より(原文のまま)
医療用二酸化炭素の充填設備を導入し、徳島県内で医療用二酸化炭素を製造できる体制を整えた。
当社工場にIoT対応の全自動膨張測定操作盤(非水套式・水套式)を導入し、全社的にIoTを活用した製品情報一元管理システムを構築した。
外気との熱交換で循環水を冷却し冷水をつくる空冷ヒートポンプチラーを導入した。