加工機と集塵機を高効率機種に替え、省エネ率26.8%

✓ 経産省などの認定・選定

成果事業所全体のエネルギー使用量を26.8%(73.1kl/年)削減し、年725万円のコスト削減につなげた。

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この事例のポイント

  • コンプレッサ、プレカット設備、集塵設備を高効率機器に更新した。
  • 集塵機のファン回転数をEMSで制御し、電力使用量を減らした。
  • 加工の効率化で生産量が20%向上し、事業所全体の省エネ率は26.8%となった。

事業者のプロフィール

法人番号1130001026055
所在地京都府京都市
業種木材・木製品製造業(家具を除く)

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 設備の経年劣化30年にわたり木材加工を続けてきたが、加工量の増加でプレカット加工設備の経年劣化が深刻になった。加工機や集塵機、コンプレッサーの生産性が落ち、電力消費量も増えていた。

やったこと

  1. 事業の内容住宅建築資材のプレカット加工を行う工場。CADで設計したデータと連動した加工機で部材を加工し、大手住宅メーカーや地場ビルダー向けに販売している。設計から製造加工まで一貫して手がける。
  2. 高効率機器への更新コンプレッサ(インバータ機)、プレカット設備、集塵設備を高効率機器に更新した。
  3. 集塵ファンの回転数制御バグフィルタ集塵機内に、設備の稼働と連動する自動ダンパーを設置した。ダンパーが閉じるとダクト内の圧力が上がるため、圧力センサで圧力を取り込み、EMSで集塵ファンの回転数を制御して吸込圧力を一定に保つ。回転数を下げることで電力使用量を減らす。
  4. エネルギー計測に基づく運用改善エネルギー計測に基づく運用改善に取り組んだ。

補助金を使った経費

  • コンプレッサインバータ機柱縦加工機・横加工機横架材縦加工機・横加工機バグフィルタ集塵機・定量機EMS経費の区分:設備費

事業の効果

  • 事業所全体のエネルギー使用量は272.7kl/年。
  • 省エネルギー量は73.1kl/年。
  • 事業所全体の省エネルギー率は26.8%。
  • 削減コストは年725万円。
  • 生産量が20%向上し、柱加工機の稼働時間が15時間から9時間に短縮された。
  • 金物加工が可能になり、加工精度も大幅に向上した。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

事業者の声

30年間にわたり木材加工を行ってきましたが、加工生産量の増加に伴い、プレカット加工設備の経年劣化が深刻な課題となりました。その結果、加工機や集塵機、コンプレッサーの生産性が低下し、電力消費量が増加するなど、コスト面での問題が明らかになりました。このため、機械設備更新による効率化を模索しておりました。幸いにも、補助金の申請が採択され、最新の機械を導入することができました。この更新により生産量が20%も向上し、特に柱加工機の稼働時間が15時間から9時間に短縮されました。それに伴い、柱加工機側の集塵機の稼働時間も大幅に短縮され、効率が格段に向上しました。また、新しい機種の導入により、これまでになかった金物加工が可能となり、加工精度も大幅に向上しました。お客様にも大変ご満足いただいております。今後の展望としましては、加工生産能力が向上した柱加工機を活用し、一部の横架材加工部材を加工できるようにソフトを追加する予定です。これにより、横架材加工機の稼働時間を短縮し、さらに横架材加工機周辺の集塵機やコンプレッサーの稼働時間を削減することで、コスト削減だけでなく、工場全体の使用電力量をさらに削減できると見込んでおります。これからも、より効率的で持続可能な木材加工を提供してまいります。

京都府の木材・木製品製造業(家具を除く)
出典・注記

今後の展望

加工生産能力が向上した柱加工機で一部の横架材加工部材を加工できるよう、ソフトを追加する予定。横架材加工機と周辺の集塵機・コンプレッサーの稼働時間を減らし、工場全体の使用電力量をさらに削減する見込み。

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