価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社伊藤鋳造鉄工所
成果切粉の使用割合 2.7%→4.1%
| 事業者名 | 株式会社伊藤鋳造鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 東海村 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 鋳造 |
| 従業員数 | 82人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
建設機械、ホイスト、モーターなどの大型鋳造部品を製造販売しており、敷地内の関連グループや海外工場を含めて月1,850トンを生産している。鋳造は典型的な3Kの職場とされるため、水溶性有機砂型の導入などで作業環境と生産性の改善に取り組んできた。近年は加工性を重視した合金化が進み、不純物の少ない鉄スクラップの確保が難しくなっている。
抱えていた課題
やったこと
工場内で発生する切粉を回収・再利用するため、敷地内にグループ加工工場を新設し、自社内や協力企業から切削粉を集めて選別する体制を整えた。選別した切粉を素材ごとに圧縮・圧着するブリケットマシン(金属切粉自動圧縮機)を購入し、大きさや形状を調節できるブリケット材を製造する。このブリケット材を高周波電気炉の溶解工程で、ポンチ層や銑鉄、戻り材の隙間に入れて電気消費量を削減する。作業性テストでは材料に10%または15%のブリケット材を配合して再溶解したところ、白煙や炎は作業に問題ないレベルとなり、溶け残りも発生しなかった。
切粉の使用割合が2.7%から4.1%に上昇し、配合率10%での運用が可能になった。20%配合の試験も終了しており、切粉量が確保できれば運用できる状態になっている。グループ内加工工場で月20〜25トンのスクラップ材を確保できており、今後の本格稼働に伴い品質向上と原価低減も期待されている。
将来的には配合率20%のリサイクルを目指し、今後の本格稼働に伴って成果を活用し、品質向上と原価低減を図る。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個