ソーター導入による売上・付加価値額の増加
アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。
効果:作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日
株式会社キレイサービス フォーアスマイル
| 事業者名 | 株式会社キレイサービス フォーアスマイル |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 高岡市 |
| 業種 | その他の生活関連サービス業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2008年 |
平成20年11月に自然素材のハウスクリーニング「キレイサービス」として創業し、事業の柱はハウスクリーニングと家事代行サービスである。女性就業率の増加や高齢化に伴い、家事代行サービスは限られた層から一般家庭にも広がってきた。富山県は共働き率が高く、子育て中の共働き家庭が家事代行サービスを定期的に利用するケースが増えている。
抱えていた課題
やったこと
エコ洗剤の条件として合成界面活性剤を無添加とし、人と環境に優しい石鹸製法を採用することを設定した。製法は原料の混合時に発生する低温の反応熱で鹸化するコールドプロセス法で、高温で加熱しないため保湿成分のグリセリンや油脂に含まれる有効成分を残せる。試作を重ねた結果、米ぬか・ヤシ・松の植物油を原料とした納得できるエコ洗剤を開発した。液体石鹸の小分け充填のためにエアー式充填機を補助金で導入した。製造は専門メーカーにOEM生産を委託することにした。
| 加工機 | エアー式充填機 |
|---|
新しい製品・サービス:オーガニック多用途洗剤「天使の松」
仕入れにかかっていた時間とコストを削減できた。化学洗剤を使う他社との差別化につながり、「人と環境に優しい」という企業コンセプトを強化できた。開発した洗剤は手荒れしにくく、洗う素材にも環境にも優しい製品になり、仕上げに使うことで残留する化学物質を減らし顧客への影響を軽減できる。家事代行サービスとのセットやネット通販での販売を開始した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業時の思いと、掃除・アレルギー対応の原点は読み取れるが、事業戦略上の位置付けは明確に書かれていない。
子育て世帯の共働き増加や高齢化による家事代行需要の拡大に触れ、市場動向を踏まえた取組とうかがえるが、競争優位の定量的な根拠は薄い。
仕入れの時間やコスト負担という課題を挙げ、エコ洗剤の自社開発と充填機導入で解決を図っているが、高付加価値化や成長の数値は示されていない。
仕入れ時間・コストの削減を成果として掲げるが、削減率や付加価値額、賃上げの目標値は書かれていない。
大手ハウスクリーニング会社での技術習得や試作を重ねた経緯は読めるが、補助事業を遂行する人材・事務体制の詳細は薄い。
アレルギーや化学物質に敏感な方向けのエコ洗剤で、合成界面活性剤無添加と低温製法という差別化点や顧客層が具体的に示されている。
OEM生産への切り替えや試作の経緯は書かれるが、中長期のスケジュールや課題解決の具体的な方法は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
ハウスクリーニングの認知度が低かった創業時の状況と、家事代行の普及を背景に、差別化された高付加価値のオーガニック洗剤を開発している。
共働き・子育て世帯の家事負担軽減に寄与する点は読み取れるが、経済波及や雇用創出の規模は示されていない。
補助金で充填機を導入した点はあるが、投入額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は書かれていない。
エコ洗剤の開発や子育て応援サービスは示されるが、先端的なデジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
富山県の共働き率の高さに触れ、地域の需要を取り込むサービスとして読めるが、地域経済や雇用への効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製造はOEMで行い、今後も人と環境に優しい事業を展開していきたいとしている。
アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。
効果:作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日
複数アイテムの同時処理が可能な内胴分割式洗濯脱水機(特注)を導入し、超小ロットの処理に対応できるようにした。
ブーツ専用乾燥機をリニューアルし、1度に54足を収容可能な乾燥工程とした。
効果:1回当たりの足数 42足→54足