ものづくり補助金平成25年度製造業福井県

最新鋭複合NC旋盤による難切削材部品の短時間精密加工技術の確立

株式会社奥田精工

成果鉄、アルミニウム、さらに難切削材の加工で5〜30%のリードタイム短縮を実現

この事例のポイント

  • 取引先から短納期かつ高精度な加工への対応が求められていたが、難切削材は加工が難しく、対応が課題となっていた。
  • 短時間で高精度な加工を可能にするため、旋削機能、マシニングセンターの加工機能、自動プログラミング機能の3つを一体化した最新鋭の複合NC旋盤を導入した。
  • 鉄、アルミニウム、さらに難切削材の加工で5〜30%のリードタイム短縮を実現。複合NC旋盤の導入により、従来のNC旋盤と比べ、鉄、アルミニウム、難切削材の加工で5〜30%のリードタイムを短縮できた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社奥田精工
所在地福井県 鯖江市
業種生産用機械器具製造業
技術分野精密加工
従業員数14人
資本金2,000万円
設立1977年

事業の背景

株式会社奥田精工は創業以来、半世紀近くにわたり工作機械部品、射出成形機部品、産業機械部品などの金属精密加工を手掛けてきた。近年は特殊環境下で使用されるポンプ機器で全国有数の技術を持つメーカーが取引先となり、耐熱性・耐腐食性に優れたニッケル合金やチタン合金(インコネル)などの加工を手掛けている。これらの金属は硬く加工が難しい難切削材である。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力取引先から短納期かつ高精度な加工への対応が求められていたが、難切削材は加工が難しく、対応が課題となっていた。
  • 人手・技能難切削材の加工は熟練技能士のノウハウに頼って対応してきた。

やったこと

短時間で高精度な加工を可能にするため、旋削機能、マシニングセンターの加工機能、自動プログラミング機能の3つを一体化した最新鋭の複合NC旋盤を導入した。難切削材の切削抵抗に負けない高い機械剛性を備え、ハステロイ、純チタン、特殊ステンレスなどの難切削材を精密加工する技術を確立した。制御装置には自動プログラミング装置を搭載し、従来は別室で行っていたプログラミングを現場で素早く行えるようにした。切削とマシニングセンター加工の工程集約も可能になった。

事業の効果

  • 鉄、アルミニウム、さらに難切削材の加工で5〜30%のリードタイム短縮を実現

複合NC旋盤の導入により、従来のNC旋盤と比べ、鉄、アルミニウム、難切削材の加工で5〜30%のリードタイムを短縮できた。切削とマシニングセンター加工の工程集約も可能になった。現場でプログラミングができるようになり、素早い段取りが可能になった。難切削材の高精度加工技術という付加価値を得て、新たな選択肢を加えることができた。

今後の展望

確立した多様な金属の加工技術と短納期体制を強みに、ポンプメーカーからのさらなる受注拡大を目指す。ニッケルベースの合金などの加工を必要とする航空宇宙産業への新規受注も狙っていく。

事業者の声

当社は創業以来、一貫して、お客さまの要求に応える金属部品の精密加工技術を提供してきました。今回の事業では、全国でも有数の難切削材の高精度加工技術という付加価値を強化することができ、当社の積み上げてきた精密加工技術に、新たな選択肢を加えることができたと実感しています。

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。