回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社奥田精工
成果鉄、アルミニウム、さらに難切削材の加工で5〜30%のリードタイム短縮を実現
| 事業者名 | 株式会社奥田精工 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 鯖江市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1977年 |
株式会社奥田精工は創業以来、半世紀近くにわたり工作機械部品、射出成形機部品、産業機械部品などの金属精密加工を手掛けてきた。近年は特殊環境下で使用されるポンプ機器で全国有数の技術を持つメーカーが取引先となり、耐熱性・耐腐食性に優れたニッケル合金やチタン合金(インコネル)などの加工を手掛けている。これらの金属は硬く加工が難しい難切削材である。
抱えていた課題
やったこと
短時間で高精度な加工を可能にするため、旋削機能、マシニングセンターの加工機能、自動プログラミング機能の3つを一体化した最新鋭の複合NC旋盤を導入した。難切削材の切削抵抗に負けない高い機械剛性を備え、ハステロイ、純チタン、特殊ステンレスなどの難切削材を精密加工する技術を確立した。制御装置には自動プログラミング装置を搭載し、従来は別室で行っていたプログラミングを現場で素早く行えるようにした。切削とマシニングセンター加工の工程集約も可能になった。
複合NC旋盤の導入により、従来のNC旋盤と比べ、鉄、アルミニウム、難切削材の加工で5〜30%のリードタイムを短縮できた。切削とマシニングセンター加工の工程集約も可能になった。現場でプログラミングができるようになり、素早い段取りが可能になった。難切削材の高精度加工技術という付加価値を得て、新たな選択肢を加えることができた。
確立した多様な金属の加工技術と短納期体制を強みに、ポンプメーカーからのさらなる受注拡大を目指す。ニッケルベースの合金などの加工を必要とする航空宇宙産業への新規受注も狙っていく。
当社は創業以来、一貫して、お客さまの要求に応える金属部品の精密加工技術を提供してきました。今回の事業では、全国でも有数の難切削材の高精度加工技術という付加価値を強化することができ、当社の積み上げてきた精密加工技術に、新たな選択肢を加えることができたと実感しています。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名