ものづくり補助金平成25年度製造業福井県

パッケージ生産性の向上に資する画像検査機能付フリーサイズ糊付機の導入

増田紙器工業株式会社

成果展開寸法(左右の最大) 850mm→1,100mm

この事例のポイント

  • 現有の折付機では対応できる種類が限られ、大型や変形のパッケージに対応できなかった。
  • あらゆるサイズの折付けや組立工程を自動化できるフリーサイズ折付機を導入した。
  • 展開寸法(左右の最大) 850mm→1,100mm。設備導入により自動化の対応範囲が広がり、手作業工程が減って作業員の熟練度に左右されず経験の浅い作業員でも対応できるよう…

事業者のプロフィール

事業者名増田紙器工業株式会社
所在地福井県 越前市
業種パルプ・紙・紙加工品製造業
技術分野立体造形
従業員数60人
資本金1,500万円
設立1965年

事業の背景

当社は1918年に紙器製造業として創業し、100年以上にわたり食品からアパレル製品まで多種多様な包装資材を扱ってきた。現在は企画・デザインから印刷、製造までの一貫生産体制を構築し、お客様のあらゆるニーズに対応できることが強みである。パッケージが商品の外装だけでなくコミュニケーションの重要な媒体となったことで、個性的で魅力的なパッケージへの要求が高まっている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力現有の折付機では対応できる種類が限られ、大型や変形のパッケージに対応できなかった。
  • 人手・技能大型や変形のパッケージでは折付けと組立を手作業で行っており、作業効率が上がらなかった。
  • 品質・精度手作業による作業の中で品質を保つことに課題があった。

やったこと

あらゆるサイズの折付けや組立工程を自動化できるフリーサイズ折付機を導入した。これにより、展開寸法の左右の最大値が850mmから1100mmまで対応可能になった。作業工程の約90%をコンピューター操作で自動化し、製品ごとの型枠切替にかかる時間が約半分に短縮された。また、3台の画像検査機を装備し、印刷不良や折付不良などの不良品を自動感知で排出する仕組みを整えた。

事業の効果

  • 展開寸法(左右の最大) 850mm→1,100mm
  • 1日の生産性 1倍→3倍
  • 手作業工程の割合 30%→10%
  • 不良品混入率が0.1%未満になった

設備導入により自動化の対応範囲が広がり、手作業工程が減って作業員の熟練度に左右されず経験の浅い作業員でも対応できるようになった。1日の生産性は3倍以上になった。目視から画像検査機による判定に変わり、不良品混入率は0.1%未満になり品質が安定した。製造経費も削減され、コストダウンにつながった。

今後の展望

今後、顧客ニーズへの迅速な納期対応体制を生かし、さらなる設備投資も視野に一貫生産体制を強化し、市場拡大を見据えている。

業種と困りごとが近い成果事例

大阪府製造業平成25年度

ねじ寸法自動計測システムの試作開発

平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。

効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。