県産魚の刺身用冷凍食材の開発販売及び既存商品の品質向上のための設備導入
衛生基準の高い新工場を建設し、荷受けから出荷までの鮮魚の移動と作業が一方通行になるようレイアウトした。
効果:従業員数 10名→12名
株式会社箱秀紙器製作所
| 事業者名 | 株式会社箱秀紙器製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 豊橋市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,立体造形 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1977年 |
昭和11年創業の老舗箱メーカーで、和菓子や木工製品向けの包装資材を手がけ、生産設備を増強してきた。地元の箱メーカーは以前の約50社から10分の1程度に減少した。簡易包装化やネット通販の拡大で包装資材の需要が減り、大手との価格競争では勝てないため、小ロット即納など地域密着型の包装資材に注力する方針を固めた。
抱えていた課題
やったこと
平成27年度補正ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金を活用し、設計ソフトウエアと図面通りに紙を切るカッティングマシンを導入した。設計ソフトはCADで、設計からサンプル製作までデジタルデータでやりとりできる。カッティングマシンはCADで作成したデータ通りに厚紙をカットする。これにより複雑な3次元形状の箱もスピーディーに開発できるようになった。
| ソフト | 設計ソフトウエア(CAD) |
|---|---|
| 加工機 | カッティングマシン |
新しい製品・サービス:カピバラのパッケージ(第3弾)。初めて設計ソフトとカッティングマシンを導入して開発した。
複雑な形状の紙箱も最短で翌々日に出荷できるようになった。月5〜6万円かかっていた外注費を削減でき、リードタイムも大幅に短縮した。大手との競争力も高まり、箱やポップの設計だけの仕事も舞い込むようになった。パッケージの開発期間は大幅に短縮され、アイデア商品のヒットにつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ものづくり補助金を活用し、ウツボやカピバラなど複数の箱製作を手がけた経緯が書かれているが、経営戦略上の位置づけまでは明記されていない。
防水など機能性での差別化と小ロット即納という地域強みを生かす戦略を明示し、大手との価格競争を避ける方針が読み取れる。
木型発注で3日、外注費月5〜6万円という課題を挙げ、カッティングマシン導入でリードタイムを大幅短縮すると示している。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、わずかに売上増の傾向がうかがえる程度である。
社長自らCADに向き合う体制や従業員18人の規模が書かれているが、補助事業の遂行体制としては具体性が薄い。
癒やし系カピバラ人気や1日100個以上売れる大ヒットなど、顧客ニーズの裏付けと選ばれる理由が具体的に示されている。
第1弾から第3弾へ段階的に製品を拡大した経緯は読み取れるが、今後の中長期スケジュールや課題解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
箱メーカーが10分の1に減る中、アイデア商品で高単価化し、複雑形状の紙箱を翌々日出荷する差別化が示されている。
地元の糸や海産物の箱製作、東三河の地域密着型包装など地域性はうかがえるが、国が補助する必要性は書かれていない。
外注費を月5〜6万円削減し、リードタイムを大幅に短縮したとの効果は書かれているが、投入額に対する費用対効果の数値はない。
設計ソフトとカッティングマシンで、設計からサンプル製作までデジタル化し、技術をお金に換えるビジネスモデル構築を目指すと述べている。
包装資材から癒やし系商品へ舵を切った点はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
東三河の地域産品を扱い、竹島水族館など地元企業とのコラボで地域の事業者と連携している点が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
何よりお客さんの困り事に対処できるようになったのがうれしかった
公式の事例集より(原文のまま)
衛生基準の高い新工場を建設し、荷受けから出荷までの鮮魚の移動と作業が一方通行になるようレイアウトした。
効果:従業員数 10名→12名
切断加工を内製化するため、2台の鋸盤を導入した。
新たな機巧による専用小型加圧機を特注で導入し、「型紙エンボスロール」による加工方法に取り組んだ。
効果:型紙エンボスロールの作製費用 500万円→1万円