ものづくり補助金平成25年度製造業山梨県

研削レス超精密ダイヤモンドホイール台金の製造技術及び試作品開発

有限会社程原製作所

成果形状精度は目標0.005mm以内に対して0.00899mm(R 8.899相当の読み取りは要確認)

この事例のポイント

  • ダイヤモンドホイール台金は研削加工でなければ難しいとされる高精度加工が求められていた。
  • ダイヤモンドホイール台金の製造について、材料、工具、切削油、切削工具の組み合わせを全て検証し、最適な組み合わせを探した。
  • 形状精度は目標0.005mm以内に対して0.00899mm(R 8.899相当の読み取りは要確認)。研削加工でなければ難しいとされていた高精度な加工を切削加工で達成した。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社程原製作所
所在地山梨県 都留市
業種生産用機械器具製造業
技術分野精密加工,複合・新機能材料
従業員数25人
設立1975年

事業の背景

同社は治具、検査治具の設計・製作、ダイヤモンドホイール台金、ダイヤモンド工具部品の製作を手掛けている。創業以来長く部品加工を主体としてきたが、10年余り前に間接的製造業へ特化する方針を決めた。ハイテク・エネルギー産業では、炭素、シリコン、セラミックなどの加工に不可欠なダイヤモンドホイールに対し、高精度、高機能、低価格が求められている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度ダイヤモンドホイール台金は研削加工でなければ難しいとされる高精度加工が求められていた。
  • コスト・採算研削加工は工程数が多く加工コストが高いため、切削加工での製造が求められていた。
  • 納期・工程市場では高精度、低コスト、短納期化が求められていた。

やったこと

ダイヤモンドホイール台金の製造について、材料、工具、切削油、切削工具の組み合わせを全て検証し、最適な組み合わせを探した。高精度なCNC旋盤を用いて、安定して加工精度を保持する速度などを見出し、加工プログラムと加工精度、表面粗さの関係を検証して独自の加工プログラミング技術を確立した。表面粗さ・輪郭形状測定機を導入して精度を数値で確認した。形状精度の目標は0.005mm以内、表面粗さの目標はRa0.5μm以下であった。

新しい製品・サービス:研削レス超精密ダイヤモンドホイール台金の製造技術および試作品開発

事業の効果

  • 形状精度は目標0.005mm以内に対して0.00899mm(R 8.899相当の読み取りは要確認)
  • 表面粗さは目標Ra0.5μm以下に対して、目標を上回る結果を得た

研削加工でなければ難しいとされていた高精度な加工を切削加工で達成した。形状精度と表面粗さは目標を上回る結果を得た。製品化以降、受注が拡大している。切削加工でも研削と同等レベルの表面粗さが得られることが判明し、社内の技術力に自信を得た。リードタイムの短縮やコストダウンも可能になった。

今後の展望

大手自動車部品メーカーとの新たな仕事が決まり、事業は拡大を続けている。

事業者の声

これからも常にチャレンジする気持ちを大切にしていきたいですね。そしてものづくりの基本に忠実に取り組んでいきたいと思います

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。