新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社ライト光機製作所
| 事業者名 | 株式会社ライト光機製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 諏訪市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工,製造環境,接合・実装 |
| 従業員数 | 192人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1956年 |
当社はライフルスコープと双眼鏡の完成品メーカーで、製品のほとんどを顧客メーカーにOEMで供給している。ライフルスコープはアメリカ市場で2位(シェア20%)、日本では圧倒的なシェアを持つ。近年はヨーロッパ市場も開拓しつつあり、中国製品の技術力が頭打ちとなり中国から受注が戻ってきている。
抱えていた課題
やったこと
本事業で導入したフィルム溶着機を用いて、抗がん剤による副作用軽減などに向けた小型かつ高性能な冷却シートの開発とサンプル製作を行った。あわせて、当社保有の冷却ユニットコアをもとに高性能冷却装置を試作した。また、世界最高の高透過率・原色再現性を実現するライフルスコープの開発にも取り組み、試作品を完成させた。
| 加工機 | フィルム溶着機 |
|---|
新しい製品・サービス:抗がん剤による副作用(脱毛・爪のはがれ)を軽減する小型・高性能な冷却装置と冷却シート、および世界最高の高透過率・原色再現性を実現したライフルスコープ。
導入した溶着機により短期間に複数のシートを試作でき、開発期間を短縮できた。冷却装置の試作では目標の大きさとコストが実現可能であることを確認した。冷却性能はまだ不十分なため開発を継続する。今後は冷却シートを製品化し、幅広い分野での認知と市場進出、販売数量の拡大を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ライフルスコープ製造で培った技術を基に冷却装置を開発し、水枕『ココミン』の経緯も書かれるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
ライフルスコープは米国シェア20%、日本で圧倒的シェアと書かれ、強みは読み取れるが、市場動向との関係の記述は薄い。
冷却性能が不十分で開発継続と書かれ、課題の認識はうかがえるが、高付加価値化や成長につながる計画の具体性は乏しい。
賃上げ目標や付加価値額の目標値は書かれておらず、目標の数値は読み取れない。
従業員数192名や内製の溶着機導入などが書かれ体制はうかがえるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
小型で高性能、従来製品の1/10程度の安価な冷却装置と記載があり、顧客ターゲットやニーズの裏付けは薄い。
今後は製品化し市場進出と販売拡大を目指すとあるが、スケジュールや課題解決方法は明確に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
冷却シートは高性能で従来製品の約1/10の安価な冷却装置と書かれ、同分野で高水準の高付加価値化を図る内容が読み取れる。
抗がん剤の副作用軽減という医療上の意義はうかがえるが、経済波及や雇用創出への言及は見当たらない。
従来製品の約1/10の価格と目標の大きさとコストの実現可能性の確認が書かれるが、費用対効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
医療分野への進出や新分野の循環式水枕に言及があるが、日本経済の構造転換への言及は明示されていない。
諏訪市の企業と書かれるが、地域特性を活かした雇用や地域経済成長への具体的記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
高性能な冷却シートを製品化し、幅広い分野での認知と各市場への進出および販売数量の拡大を目指す。
脳出血で寝たきりだった時、ずっと冷えている水枕はないかと探しましたがどこにもない。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
第2工場の空きスペースを活用するため、全自動洗濯脱水機と回転式乾燥機、熱源となるボイラーを導入し第2工場内に設置した。
効果:納品日数 100%→70%