部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
株式会社丸信製作所
成果主力のエンジンのアイドルギアシャフトのリードタイムを半分に短縮
| 事業者名 | 株式会社丸信製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 佐久市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 108人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1946年 |
丸信製作所は戦後、銅器の製造で創業し、その後自動車部品製造に移った。トラックの板バネを止めるスプリングピンなど自動車の重要保安部品を手がけ、高周波焼入れなどの熱処理や表面処理の技術を磨いてきた。主力はエンジンのアイドルギアシャフトなどトラック部品である。リーマンショックや東日本大震災で苦しい時期が続き、社員120人で行っていた売上げを100人でできるようになった。
抱えていた課題
やったこと
従来は別の部署で行っていた高周波焼入れを、加工と研磨の間にロボットとともに高周波焼入機を配置して加工ラインに取り込み、加工、熱処理、研磨の工程をワンライン化した。研磨工程の自動化のため治具を開発し、製品の1個流しを実現した。これにより主力のエンジンのアイドルギアシャフトのリードタイムを半分に短縮した。
加工、熱処理、研磨をワンライン化し、製品の1個流しを実現したことで、リードタイムが半減し、高品質の製品を製造するラインを構築できた。加工技術と熱処理技術を組み合わせた一貫生産体制により、顧客の幅広いニーズに迅速に対応できる体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に自動車部品から熱処理・表面処理の技術を磨いてきた経緯が書かれ、一貫体制の強化として今回の取組が位置づけられている。
高周波焼入れのノウハウと研磨の多彩な技術を強みとして挙げ、小ロット・多品種生産への対応力を示している。
工程間の仕掛やリードタイムが課題と認識され、アイドルギアシャフトのリードタイムを半分に短縮した成果が数字で示されている。
リードタイムを半分に短縮したという実績は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
若手技術者の育成として熱処理技能士資格2級を必須とし、高周波技能士取得もめざすと書かれている。
健康・医療、農機具などの国内市場を見込むとあるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は読み取れない。
高周波焼入れを加工と研磨の間にロボットとともに配置したと書かれるが、中長期の検証や今後のスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
高周波焼入れは高度なノウハウが必要な技術と説明されるが、市場での普及度や高価格化の水準は書かれていない。
健康・医療や農機具など新たな国内市場を開拓する方向性がうかがえるが、波及効果や雇用創出の数字は書かれていない。
リードタイムを半分に短縮し、改善活動で社員120人の売上を100人で達成した効率化の結果が示されている。補助金額との比較はない。
ロボットと高周波焼入機を組み合わせた自動化は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
長野県佐久市の地域企業として自動車部品を製造すると書かれるが、地域経済への牽引効果は読み取れない。
健康・医療、農機具など新たな国内市場へ熱処理・表面処理・研磨の技術を広げていく考えである。ロボットアームの重要部品の納入も行っており、表面処理などの新技術の獲得も目指している。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。