高精度両頭フライス盤導入による生産能力拡大と顧客ニーズ対応
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
ミマキ電子部品株式会社
| 事業者名 | ミマキ電子部品株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 東御市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | バイオ,接合・実装 |
| 従業員数 | 280人 |
| 資本金 | 7,600万円 |
| 設立 | 1989年 |
同社は水晶振動子事業部、ダイオード事業部、実装事業部、光部品事業部、伝送システム事業部、ハーメチックシール事業部、エコライティング事業部の7事業部から成り、それぞれ開発から製造まで高い技術力を持つ。下請けからの脱皮をめざし、自社製品開発を強めて自主事業の比率を高める計画だった。
抱えていた課題
やったこと
新たな機械装置を導入し、受光素子を高密度実装して高精細度の画像認識と真偽識別性能を高めた。これによりコストダウンを図り、ATM用の小型画像認識装置を開発した。
新しい製品・サービス:現金自動受払機(ATM)に搭載される小型画像認識装置
受光素子の高密度実装により高精細・高精度を実現し、小型画像認識市場の獲得の足がかりができた。真偽識別性能を高め、大幅なコストダウンを図ることができた。世界の ATM 製造メーカーすべてへの納入をめざしている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として自社開発力強化や下請け脱皮の方針が書かれ、小型画像認識装置の開発も一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは具体的に示されていない。
世界4社のATM製造メーカーすべてへの納入をめざすと記載され、半導体・生産技術・光技術・実装技術の4分野のコラボレーションによる強みも具体的に示されている。
受託・下請け中心からの脱却という課題認識はあるが、高付加価値化・成長につながる事業計画の具体的な数値や段階は示されていない。
大幅なコストダウンとあるが、付加価値額や賃上げの目標値、その実現可能性を示す数字は記載されていない。
従業員280人、7事業部体制、「一人前になるには10年かかる」という技術者育成への取組が具体的に書かれ、遂行体制の裏付けがある。
ATM用小型画像認識装置について、高精細度の画像認識と真偽識別性能の向上、世界4社のATMメーカーへの納入目標が示され、顧客と選ばれる理由が明確。
CMOSイメージセンサの自社開発や産学連携への取組はあるが、中長期の遂行方法やスケジュールは具体的に書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ATM向け小型画像認識装置の高精度・高密度実装を実現し、真偽識別性能を高めた点は同分野で高水準の高付加価値化をめざす内容と読める。
ATMや光源の小型化・省エネなど新市場の創出はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由の具体的記述は少ない。
大幅なコストダウンを図ったとあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は示されていない。
光学技術分野での産学連携やCMOSイメージセンサの自社開発に取り組むとあり、サプライチェーンへの貢献がうかがえるが、具体的な波及は示されていない。
海外移転が続く中で自社開発力を高め下請けから脱皮する方向性が書かれ、構造転換に資する方向性はうかがえるが、成長分野としての具体性は薄い。
東御市に所在することは書かれているが、地域の特性を活かして雇用や地域経済を牽引する記述は読み取れない。
世界4社のATM製造メーカーすべてに納入をめざし、CMOSイメージセンサの自社開発にも取り組む。
日本に残る技術分野を見極め、それぞれで最先端をいく独自開発に取り組んでいきたい。でないと生き残れませんから
公式の事例集より(原文のまま)
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分