おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
エムケーカシヤマ株式会社
成果予備金型数 3個→1個
| 事業者名 | エムケーカシヤマ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 佐久市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 176人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1960年 |
1960年にプレス加工業として創業し、ブレーキシューやブレーキパッドの自社ブランド製造に移行した。アフターマーケット(補修品市場)に特化し、国内外50カ国以上に供給しており、日本車・韓国車のカバー率やアイテム数は国内有数とされる。一方で海外メーカーとの競合が厳しくなっており、ハイブリッド車やEV車の普及でブレーキパッドの交換需要は減少すると予想されている。
抱えていた課題
やったこと
最新の精密コラム型平面研削盤を導入し、熟練職人のカンと経験に頼っていた金型部品の再研磨などのメンテナンス作業の効率化と汎用化を図った。これにより熟練職人の勘と経験の作業を標準化し、研削加工技術を一般作業者へ移転した。あわせて精度向上を実現した。金型部品はグループ会社で製作し、導入設備で自社メンテナンスを行う体制とした。
| 加工機 | 精密コラム型平面研削盤 |
|---|
平面研削盤の導入により、金型部品のメンテナンス作業が効率化され、熟練職人の勘と経験による作業を標準化して一般作業者へ技術を移転できた。自動車分野での高精度・リードタイム短縮への対応が可能になった。他社が追随しにくい優位性により加工時間が短縮され、継続的なコストダウンにつながった。予備金型を3つから1つに減らせたこともコスト削減に寄与した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来のブレーキ部品・金型加工の蓄積が書かれ、金型メンテナンスの効率化を今後10年の純正品参入の一環と位置づけている。
補修品市場で世界50カ国以上に供給、日本車・韓国車のカバー率が国内有数と具体的に書かれ、強みと外部環境の関係が読み取れる。
予備金型3つが1つで済むようになりコストダウンにつながったと記され、課題と効果の関係が具体的に示されている。
付加価値や賃上げの具体的な目標値は書かれておらず、コストダウンや予備金型削減の効果がわずかにうかがえる程度。
ほとんどの生産機械を内製化しグループ会社で金型を製作する体制が書かれているが、補助事業の遂行体制の記述は薄い。
多品種少量生産への対応や信頼性の高い製品開発が書かれ、選ばれる理由は読み取れるが顧客ターゲットの裏付けは薄い。
海外拠点の充実や純正品参入などの中長期方針は書かれているが、本事業の遂行スケジュールや解決方法は詳しくない。
公開されている事例からは読み取れません。
補修品市場で高水準の認証取得アイテム数を持ち、ヨーロッパ向け認証取得数で国内トップクラスと具体的に書かれている。
自動車の高度化に伴う市場成長への言及はあるが、雇用創出や波及効果の国の補助理由は書かれていない。
予備金型が3つから1つになりコストダウンにつながったと書かれ、費用対効果をうかがわせるが金額の記載はない。
公開されている事例からは読み取れません。
ハイブリッド車・EV普及によるブレーキパッド需要減と純正品への参入方針が書かれ、構造転換への対応がわずかにうかがえる。
佐久市の3工場とインドネシア工場の拠点は書かれるが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後10年で負けない会社づくりを目指し、ハイブリッド車やEV車の普及で減る交換需要を見据えて国内純正品(OEM)市場への参入を計画している。海外拠点の充実や国内生産のコストダウン、工場環境の整備にも取り組む方針である。
これからの10年で、ものづくりのあり方も、お客様の販売の仕方も大きく変化する。今はその足場固めをしっかり行い、大きな変化を乗り越えられる企業にしていきたいと考えています
公式の事例集より(原文のまま)
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分