多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社古川与助商店
成果幅1mmの極細幅和紙に裁断する技術を確立
| 事業者名 | 株式会社古川与助商店 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 大津市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 4人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1962年 |
抱えていた課題
やったこと
極薄和紙を幅1mmの極細幅に裁断するマイクロスリット技術を開発した。和紙を10,000m以上の長尺ロールからスリッターで幅1mm前後のテープに裁断し、巻取機紙管に巻き取る。テープが1本でも切れると全体に波及して機械が止まるため、上下一対のスリッター丸の間隔調整による勘合の最適化、精密トルクレンチによる上下スリッター刃の丸間圧力の最適化、巻取機でのトラブル防止に取り組んだ。伸縮性のない和紙糸の織布では、試作した和紙糸を用いて織布機械の条件を織布メーカと共同で合わせ込んだ。
新しい製品・サービス:極薄和紙を幅1mmに裁断した和紙糸と天然素材(綿、麻、絹)を交織した軽く爽やかな生地
幅1mmの極細幅和紙に裁断する技術を確立し、天然素材と交織した軽く爽やかな生地の試作に成功した。幅1〜4mmの和紙糸を各織物産地に横糸として提供し、従来の素材に入れるとシャリ感が出て軽くなるという評価を得た。滋賀の縮緬や近江上布との共同開発も進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業1962年の繊維加工業で、マイクロスリット技術を長年手掛けてきたとあるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
和紙糸を各織物産地に横糸として提供し、ベトナムの展示会等に出展したと書かれ、外部への展開は読み取れるが市場分析や強み・弱みの記載は薄い。
和紙生地の硬さや糸の太さという課題は書かれているが、高付加価値化・成長に向けた具体的な事業計画の数字や時期は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員4人で、織布メーカーや地域の工業技術センターと共同で取り組んだと書かれており、外部連携は読み取れるが社内体制の詳細は薄い。
軽くて爽やかな感触、シャリ感が出て軽くなったという評価、高付加価値のオリジナル商品という方向性が書かれ、ターゲットや選ばれる理由も一定程度読み取れる。
今後の取組みとして多角化やブランド化、インターネット販売の進行が書かれ、遂行方法は示されるがスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
極薄和紙を幅1mmに裁断する技術は業界で実用化が困難とされたもので、和紙糸を用いた生地は従来になく、高付加価値のオリジナル商品として開発されている。
長浜縮緬や近江上布など滋賀の地場産業との共同開発が書かれ、地域産業への波及効果がうかがえるが、雇用創出などの数値はない。
公開されている事例からは読み取れません。
マイクロスリット技術を核に多角化を図るとあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
和紙素材による新たな糸・生地の創出はうかがえるが、日本経済の構造転換に資するという記載は読み取れない。
滋賀特産の長浜縮緬と近江上布という地域の特性を活かした素材とのコラボが具体的に書かれており、地域資源の活用が明確。
極薄和紙のマイクロスリット技術をコアコンピタンスとして、加工、糸、布地、オリジナルブランド商品へと事業の多角化を図る。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
既存の洗米浸漬工程に、洗米機の出口から落ちる米を数個に分けて受け、適正な時間の後に一気に排水するジャンボックス(浸漬槽)を導入した。