回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
山都印刷株式会社
| 事業者名 | 山都印刷株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 高山市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 1,020万円 |
| 設立 | 1959年 |
印刷業は紙離れが進んでおり、コンピュータやスマートフォンの進化、インターネットの普及によりコミュニケーションや情報伝達手段は多様化している。当社は従来の紙媒体に縛られず、自社コンテンツや広告メディアの企画・開発に取り組んできた。飛騨高山のゆるキャラ「ひだっち」をプロデュースし、観光客向けフリーペーパー「ひだっちマガジン」も発行している。印刷会社として培った企画力やデザイン力、「ひだっち」などのコンテンツを活かし、新たなサービスを展開したいと考え本事業に取り組んだ。
抱えていた課題
やったこと
LED-UVインクジェットプリンター、三次曲面昇華転写システムを導入し、紙(平面)への印刷で蓄えてきた企画力・デザイン力を活用して、オリジナル性・企画性の高い立体物への革新的な印刷サービスの開発に取り組んだ。「ひだっち」などの自社コンテンツを用いた新たなデザインを製作するとともに、マグカップやスマートフォンケースなど立体物への印刷に取り組んだ。顧客が写真やイラストなどを簡単に入れられる、顧客同士のコミュニケーションツールとしてのサービスを開発した。
| 加工機 | LED-UVインクジェットプリンター |
|---|---|
| 加工機 | 三次曲面昇華転写システム |
新しい製品・サービス:立体物(マグカップ、スマートフォンケースなど)への革新的な印刷サービスおよび顧客が写真やイラストを簡単に入れられるコミュニケーション型の印刷サービス
製造を外注する必要がなくなり、企画から製品完成までを自社で一貫して行えるようになった。商品完成までの時間が短縮され、アイデアをスピーディーに製品化できるようになった。顧客の写真やイラスト、作家やクリエイターの作品も迅速に商品化でき、顧客同士や地域のコミュニケーションを活性化するサービスが実現した。補助事業終了後は印刷デザインや印刷できる商品アイテムの種類が増え、オリジナルキャラクター作成などの依頼も増加して相乗効果が生まれつつある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
紙媒体中心の印刷事業から、ひだっちなど自社コンテンツを活かす方向への転換が事業成果として書かれている。
飛騨地域ナンバー1を目指す設備力や、ひだっち等の自社コンテンツという強みが記載されているが、市場分析の数字は見当たらない。
紙離れという課題認識と、立体物で企画から提供まで一貫対応する解決策が書かれているが、増収などの目標数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
社員の企画・アイデア創出機会が増えたとの記述はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記載は乏しい。
マグカップやスマホケース等への印刷、顧客写真入りの簡単な入稿サービスなど、顧客と価値が具体的に書かれている。
受注サイト設置やペット・子ども向け商品展開など今後の方針はあるが、スケジュールや課題解決方法の記載はわずかである。
公開されている事例からは読み取れません。
立体物へのLED-UV印刷は新しい分野とうかがえるが、同分野での高付加価値化の水準を示す記述は薄い。
地域の木材を活かした商品やスポーツ大会向け木製メダル製作など地域要素がわずかにうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
顧客同士や地域のコミュニケーションを活性化するサービスとして、デジタル入稿の仕組みが書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
飛騨高山のゆるキャラひだっちや木製商品など地域の特性を活かし、地元スポーツ大会向け製作も行うと具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は顧客が自ら写真やイラストを入稿できる受注サイトを設けたり、ペット業界、子ども向けのオリジナル商品の展開を行っていく。オリジナル商品を企画から提供まで一貫して手掛けられることを売りにしていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。