ものづくり補助金平成25年度製造業静岡県

多品種小ロット、計量誤差縮小に資する革新的包装システムの開発

株式会社アルム

成果多品種小ロット商品生産への対応が可能になった。

この事例のポイント

  • 新商品ごとに数万単位の包装資材を作るため、余った資材が廃棄になり無駄が生じていた。
  • サプリメント、ドライフルーツ、ナッツ類菓子などのPB商品分野向けに、欲しい分だけワンストップで自社生産できる革新的な包装システムを開発した。
  • 多品種小ロット商品生産への対応が可能になった。袋印刷と包装を並行して行う仕組みにより、欲しい分だけ自社で生産でき、包装資材の無駄を減らせるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社アルム
所在地静岡県 静岡市
業種食料品製造業
技術分野測定計測
従業員数50人
資本金1,000万円
設立1997年

事業の背景

平成9年に創業し、原料の買い付けから企画開発、生産、包装までをワンストップで提供している。主力は業界大手スーパーや百円ショップ、食料品店向け卸売業者のPB商品である。競争の激しい業界で生き残るには、顧客のニーズにいち早く的確に応えることが求められている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コスト・採算新商品ごとに数万単位の包装資材を作るため、余った資材が廃棄になり無駄が生じていた。
  • 生産能力従来は包装資材の印刷を印刷会社に発注し、計量・充填・封入は自社で行っていたため、袋印刷から包装までを一貫して自社で行う仕組みが必要だった。
  • 人手・技能食品表示の修正時に古い資材をすべて廃棄して印刷し直す必要があり、顧客ニーズへの迅速な対応が難しかった。

やったこと

サプリメント、ドライフルーツ、ナッツ類菓子などのPB商品分野向けに、欲しい分だけワンストップで自社生産できる革新的な包装システムを開発した。構想から完成まで約3年かけ、機械メーカーと連携して機械の選定、作動バランスの検証、テスト運転を重ねた。コンピュータ制御で必要数を設定し、パッケージ印刷と同時に商品を計量、充填、シールなどで封入する仕組みとし、袋印刷と包装を並行して行えるようにした。計量機は衝型のフィーダー式計量機と、体積や比重も勘案する材型のスライド式マス計量機の2種を備え、粉末、顆粒、片状などさまざまな形状の商品を最少誤差で計量できるようにした。

  • 加工機袋印刷と包装が連動する包装システムコンピュータ制御式フィーダー式計量機スライド式マス計量機

新しい製品・サービス:使い切りサイズでお手頃価格の自社ブランド製品「PLUS TOPPING」を開発し、今年5月から大手スーパーの店頭に並び始めた。

事業の効果

  • 多品種小ロット商品生産への対応が可能になった。
  • 粉末、顆粒、片状などさまざまな形状の商品を最少誤差で計量することに成功した。

袋印刷と包装を並行して行う仕組みにより、欲しい分だけ自社で生産でき、包装資材の無駄を減らせるようになった。多品種小ロット生産に対応でき、さまざまな形状の商品を正確に計量できるようになった。自社ブランド製品「PLUS TOPPING」は売れ行きが好調で、ニーズの移り変わりが速い業界でもこのシステムのメリットを発揮できる。補助金の審査を通ったことで自信を得て、来訪客からも前向きな姿勢が評価されている。

事業者の声

厳しい審査に通ったことで自信を得たことはもちろん、英社を訪れるお客さまも新しい設備を見て、会社として前向きな姿勢を評価してくださいます

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。