自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社平野工業製作所
| 事業者名 | 株式会社平野工業製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 浜松市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測,立体造形 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1965年 |
当社は1965年に浜松市で精密板金加工業として創業し、現在は四輪自動車用アフターパーツ(足回り、アルミペダル、牽引フック、ストラットタワーバーなど)を主力としている。ものづくりの街・浜松で50年以上培った実績をもとに、全国の四輪カスタマイズショップ向けにオリジナルパーツを提供している。自動車アフターパーツ市場は景気低迷によりかげりも見えるが、嗜好要素の強さから安定的なユーザーを確保している産業である。
抱えていた課題
やったこと
非接触式三次元測定機を導入し、当社の極小R多点曲げ加工技術と融合させることで、溶接工程のない複雑形状の多点曲げ加工によるマフラーの設計提案を目指した。具体的には、まず測定機と誤差補正を加味して当社の加工機械を調整した。次に、測定機の計測値をもとにプレゼン用の3D設計シミュレーションを作成した。最後に、シミュレーション図案から試作品を製造し、仕様を決定した。
| 検査測定 | 非接触式三次元測定機 |
|---|
新しい製品・サービス:溶接レス自動車用マフラー(レース用)
計測作業が熟練者の半日から4時間ほどに短縮され、計測ミスによる再計測も回避できたため、製造期間の短縮が可能になった。多点曲げ加工により溶接接合部の凸凹を極限まで減らしたシンプル構造のマフラー製造が可能となり、製品精度も向上した。レース用部品としての高いパフォーマンスを示すことで、消費者への訴求力と市場シェアの拡大を図る体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2018年新工場移転や50年の実績は読めるが、ものづくり事業の経営戦略上の位置づけは書かれていない。
浜松での50年の実績と四輪アフターパーツ市場の状況は書かれるが、競争優位の根拠となる市場データは薄い。
製造期間の長期化と加工コスト増加を課題と明示し、三次元測定機導入で計測を半日から4時間に短縮したと具体的に書かれている。
誤差を±1mm以内、組立後±5mm以内に改善した数値目標と結果が示されている。付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
熟練者による計測作業や技術の記述はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は書かれていない。
レース用部品の高精度ニーズと、顧客への訴求力を高める方針は書かれるが、顧客ターゲットの定量的根拠は薄い。
医療分野への進出など今後の方向性は書かれるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
溶接レス多点曲げ加工によるマフラー製造は、同分野で高精度化を図る取組として具体的に書かれている。
地域の街・浜松の実績は書かれるが、国が補助する波及効果や雇用創出の記述はわずかにうかがえる程度。
製造期間短縮と誤差改善の効果は書かれるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
非接触式三次元測定機と多点曲げ加工の融合は技術的な革新だが、デジタル技術によるサプライチェーン全体への貢献は薄い。
医療分野など新分野への進出方針がわずかにうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
ものづくりの街・浜松での50年の実績を活かす取組として読み取れるが、地域経済の牽引効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
レース用部品としての高パフォーマンスを示して市場シェアの拡大を図るとともに、新たな分野として医療分野などの高精度製品の開発も進めていく方針である。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
新規設備としてCNC旋盤、CNC切断機(ポータブルCNC切断機)、2次元CAD/CAMシステムの3点を導入した。
効果:切断速度 100%→340%