スポーツ自転車SUSプレテンションフレーム開発
三次元複雑形状の切削加工を行う5軸マシニング加工機を導入し、新機軸の高剛性ステンレス管を用いた自転車フレームの試作加工を実施した。
株式会社トリイ
成果高品質なデータを作成できるようになったため、データ納品後の修正依頼や確認作業などの後戻り工程をほぼなくすことができた
| 事業者名 | 株式会社トリイ |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 磐田市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
主力は自動車の二、四輪部品の試作で、正確、丁寧、スピーディーを持ち味として35年間ものづくりに取り組んできた。取引先からデータのない古い金型の再生に関する問い合わせがあり、リバースエンジニアリング技術を生かした新事業として検討していた。金型は樹脂成型やプレス加工などに用いられ、使用により磨耗するため、古い金型では設計図などのデータが消失していることが多く、部品の製造や量産化に支障が出ているという。
抱えていた課題
やったこと
新型の非接触3次元測定機と、これに付随するリバースエンジニアリング専用ソフトウェアを導入した。非接触3次元測定機で形状を測定し、CADデータを作成する独自の手法を開発する道筋をつけた。従来の計測より大幅に工数を短縮でき、リバースエンジニアリングにかかる費用を大きく低減した。出張計測にも対応し、実車サイズのクレイモデルやプレジャーボートなど移動できない大きなものも非接触で高精度に3次元形状計測できるようになった。
新しい製品・サービス:設計データが存在しない古い金型の再生事業(リバースエンジニアリングによるCADデータ作成)
高品質なデータを作成できるようになり、納品後の修正依頼や確認作業などの後戻り工程がほぼなくなった。その結果、顧客満足度が向上し、会社の余計な負担もなくなった。従来より大幅に工数を短縮でき、リバースエンジニアリングの費用を大きく低減したため、価格面で優位に立てると見込んでいる。出張計測により、既存顧客へのアプローチと新たな顧客獲得を進めていく。
本事業を新たな経営の柱に育て、文化財の形状測定・データ化にも取り組んで販路を開拓し、経営革新を達成したいと決意している。
明日は今日よりもっと良いものを
公式の事例集より(原文のまま)
三次元複雑形状の切削加工を行う5軸マシニング加工機を導入し、新機軸の高剛性ステンレス管を用いた自転車フレームの試作加工を実施した。
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。