自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社サンエス
| 事業者名 | 有限会社サンエス |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 瀬戸市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1988年 |
主力は自動車部品向けの金型で、プレス金型パーツや樹脂成形金型パーツ、専用機の精密部品などを製作している。2013〜14年にかけて各自動車メーカーから燃費向上に資する価値の提供を求める声が強まった。リーマンショックや東日本大震災後の外部環境も落ち着き始め、同社は2期連続で黒字を計上していた。
抱えていた課題
やったこと
平成25年度補助事業を活用し、DMG森精機のCNC旋盤「NLX2000」を導入した。導入したのは高剛性の複合旋盤で、これにより粗加工を社内で行う内製化を実現した。段取り替え後に従業員が交代しても同等レベルの加工ができる体制を整えた。粗加工の精度と速度が向上し、単品・小ロット生産が多い中でも部品製作全体のリードタイムを約30%短縮した。
| 加工機 | DMG森精機 CNC旋盤「NLX2000」(高剛性複合旋盤) |
|---|
粗加工の内製化により、部品製作全体のリードタイムを約30%短縮し、短納期の要望に応えられるようになった。段取り替え後も従業員が交代して同等の加工ができるため、粗加工の精度と安定性が高まった。低コストを実現したことで地域内の同業他社との差別化につながった。技術力が営業ツールとなり、金型メーカーからの引き合いが増えて自動車関連以外にも仕事の幅が広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動車部品向け金型から燃費向上の要望に応え、CVT部品のパンチ部品受注へ展開した経緯が書かれており、過去の取組との一貫性がうかがえる。
各自動車メーカーの燃費向上要望や短納期要請への対応が書かれているが、市場動向と自社強みを比較した記述は薄い。
粗加工の外注化による全体リードタイムの長期化を課題とし、複合旋盤導入でリードタイムを約30%短縮した数字が示されている。
リードタイム約30%短縮や測定機器価格約30%引き下げの数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
段取り替え後も従業員が交代で同等の加工ができる体制や、測定機器に専任担当者を置いたことが書かれている。
短納期・低コストの要望、高精度加工による差別化、医療関連機器等への提案先が具体的に書かれている。
新たな分野への挑戦や協力会社ネットワーク拡充、医療関連機器への展開方針が示されているが、スケジュールは書かれていない。
2期連続黒字を計上し安定してきたと書かれているが、財務状況や資金調達の具体的な記述はない。
単品・小ロット生産で高精度加工を行い、他社と一線を画すとあるが、高付加価値化の水準を示す数字は少ない。
地域内での取引や協力会社ネットワーク形成が書かれているが、国が補助する波及効果や雇用創出の記述は乏しい。
リードタイム約30%短縮や測定機器価格約30%引き下げなどの効果が示されているが、補助金額に対する費用対効果は書かれていない。
高精度設備やネットワーク化が書かれるが、先端デジタル技術の活用や新ビジネスモデルの記述はうかがえる程度である。
公開されている事例からは読み取れません。
瀬戸市の地域企業として地域内の同業他社との差別化に触れているが、地域経済成長への牽引は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は医療関連機器やモビリティ関連ロボット部品などにも積極的に提案していく方針である。
当時は、粗加工は社内での加工が困難だったため、外注化していた
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。