自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社ジャパン・ミヤキ
成果製造コストは従来比33%削減
| 事業者名 | 株式会社ジャパン・ミヤキ |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 浜松市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1955年 |
同社は創業以来、複写機のシャフト・ローラー、船外機のエンジンパーツ、駆動部のシャフト、自動車のエンジン部品、産業用機器の気密性が問われる部品の生産を手掛けてきた。技術面では鍛造・切削加工に加え、研削加工・超仕上げ加工によるミクロン単位の精度の精密部品の設計・製造技術を持ち、摩擦圧接加工を得意とする。素材から一貫生産できる体制が強みである。船外機部品のプロペラシャフトは複数の加工工程(NC旋盤加工、スプライン加工、フライス加工、摩擦圧接加工)が必要になる。
抱えていた課題
やったこと
本事業で導入したNC複合機により、旋盤加工、フライス加工、スプライン加工を同時に行い、バリ除去も行えるようにし、複数工程をワンチャックで加工できる生産体制を構築した。加工部品の品質確認には高性能歯車試験機を導入した。スプライン加工では切削抵抗によりワークが回転してしまい精度が出なかったため、カッターの材質を変更し、チャックを改良して突出しの長さを最小限にし、チャックの真円度を数十ミクロン以下に抑えた。SUS材側のカッターは数十個加工すると面粗度が悪化し寸法も補正が必要になったため、一定量加工した後に加工点を順次ずらして工程能力を確保した。フライス加工で生じるスプライン溝部分のバリ、長穴加工時の切粉排出などは、培った技術の応用と特殊エンドミル・高圧クーラントの適用で対応した。
| 加工機 | NC複合機 |
|---|---|
| 検査測定 | 高性能歯車試験機 |
スプライン加工の内製化によりプロペラシャフトの一貫生産体制を構築できた。工程が約1日で自社完結し、大幅な納期短縮を実現した。複数工程のワンチャック加工により工程ごとのワーク脱着作業を減らし、バリ除去を自動処理して手作業のばらつきを解消、社内一貫生産で品質保証体制を自社で維持管理できるようになった。製造コストは従来比33%削減となり、少量多品種の取引先発注増にも対応できる体制となった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来は協力工場に依頼していたスプライン加工を内製化し、過去から手掛けてきた複写機シャフト等の生産実績を背景にしている。
ミクロン単位の精度や摩擦圧接など特殊加工の技術、素材から一貫生産できる体制を強みとして明記している。
リードタイム長期化や在庫増、品質管理の困難という課題を認識し、内製化で7~10日を約1日に短縮したと書いている。
製造コスト従来比33%削減という数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
導入時に技術的検証・研究を重ねたとあるが、人材配置や事務処理体制についての記述は見当たらない。
少量多品種のプロペラシャフトで取引先からの発注増に対応できると書かれ、顧客ニーズへの言及はある。
切削抵抗によるワーク回転や真円度、刃持ちの問題に対し、チャック改良やカッター材質変更などの解決方法を具体的に述べている。
公開されている事例からは読み取れません。
ワンチャック加工による高品質・短納期生産を強みとするが、市場の普及度や認知度についての記述はない。
事業拡大や雇用創出の可能性にふれるが、経済波及効果や国が補助する理由は具体的に書かれていない。
製造コスト33%削減、7~10日から約1日への工程短縮という数字で費用対効果の改善が示されている。
NC複合機やワンチャック加工による工程統合はあるが、デジタル技術の活用や地域・サプライチェーン全体への貢献は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
浜松市での事業とあるが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済への言及は具体性が薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
取引先からの少量多品種のプロペラシャフトの発注増にも十分対応できる生産体制を構築でき、今後のさらなる事業拡大が期待できる。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
新規設備としてCNC旋盤、CNC切断機(ポータブルCNC切断機)、2次元CAD/CAMシステムの3点を導入した。
効果:切断速度 100%→340%