自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
アクト株式会社
成果生産効率 100%→130%
| 事業者名 | アクト株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 清須市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1988年 |
各種フィルムや箔の加工を手がけ、特に高精度で難易度の高い加工を得意としている。最近は特に半導体産業の分野で大きく売り上げを伸ばしており、半導体の製造ではさまざまな形状や機能を持つフィルムが使われるため、同社の技術と相性が良かった。その中で直径0.5ミリメートルほどの小さな穴を連続して開ける仕様のフィルムは苦戦を強いられる製品だった。
抱えていた課題
やったこと
穴の抜き加工に使う金型を変更し、加工と同時に出たカスを刃型の中に吸い込む仕様にして、カス取り作業を自動化した。刃型装着のためのレールやストッパーを設け、安全でスムーズに脱着できるよう改善した。カット不良を解消するため、機械の推力を従来機の5倍にアップし、培ってきたノウハウを駆使して独自仕様を追加することで、標準機では出せない高い加工精度を実現した。また、50キログラムの金型を10キログラムの刃型に軽量化し、脱着にかかる時間や危険を大きく軽減した。
| 加工機 | 独自設計のフィルム抜き加工機 |
|---|
新しい製品・サービス:従来の130%の生産性を実現する樹脂フィルム抜き加工手法
加工・検品の時間が25%短縮され、生産効率は130%まで改善した。歩留まりは90%以上に上がり、カス取りの自動化と刃型の軽量化により脱着の手間や危険も大きく減った。導入した加工機は期待通りの成果を発揮し、ノウハウも蓄積できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
「フィルム加工の駆け込み寺」を自負し高精度・難易度の高い加工を得意とするとあり、事業の強みは読み取れるが過去の取組との一貫性は明示されていない。
半導体産業で売り上げが大きく伸びているという市場動向と、高精度加工を得意とする自社の強みが具体的に書かれている。
カス取り工程がネックと明記され、刃型へのカス吸い込み仕様など課題に対する具体的な解決策と効果が述べられている。
加工・検品時間を25%短縮、歩留まり90%以上、生産効率130%など数値目標と実績が示されている。
社長のコメントや社訓は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は乏しい。
高精度・難易度の高い加工を得意とし、半導体分野のニーズがあると書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
導入後のフル稼働や直径0.5ミリの穴加工の成果は書かれるが、中長期の検証や今後の遂行スケジュールの記述は少ない。
公開されている事例からは読み取れません。
最薄6マイクロメートルまで対応し、直径0.5ミリの小穴の連続加工など、同分野で高水準の加工を図っている点が具体的に書かれている。
半導体産業の成長に触れるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は明示されていない。
補助金を活用し、生産効率130%、時間25%短縮、歩留まり向上など投資に対する効果が数値で示されている。
独自設計の加工機による自動化やノウハウ蓄積は書かれるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的に述べられていない。
半導体産業の成長分野に関わることはうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
清須市の所在は示されるが、地域の特性を活かした雇用や地域経済への波及は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
半導体産業は今後も好調が予想される。林社長は事業拡大で内容が手薄になるより、顧客を満足させる製品づくりを突き詰めたいと考えている。
フィルム加工業界で唯一無二の存在でありたい
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分