サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
有限会社サトー化成
成果A製品の作業時間 55分→50分
| 事業者名 | 有限会社サトー化成 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 四日市市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 500万円 |
有限会社サトー化成は三重県四日市市で、プラスチックシートの連続真空成型を得意とし、主に車の小型部品輸送用のプラスチックトレイを製造している。近年は車の部品メーカーが海外展開を進める中で国内の受注機会が減少しやすく、景気回復により大型商品の引き合いが増えている。新たなユーザーニーズとして多品種化と輸送効率化のためのトレイの大型化が求められている。
抱えていた課題
やったこと
油圧自動抜型裁断機(曙機械工業製OP-40-110)を導入し、従来800mm×700mmまでだった裁断サイズを1,210mm×750mmまで対応可能にした。既存の連続真空成型機と組み合わせ、1,000mm×700mmまでの大型トレイを一貫生産できるようにした。導入後は既存の裁断機と新規設備の作業時間を比較するテスト稼働を行い、外注に頼っていた大型裁断の内製化を進めた。自社内のCADソフトで金型を設計することで短納期化と低コスト化も図った。
| 加工機 | 油圧自動抜型裁断機(曙機械工業製 OP-40-110) |
|---|
外注費は目標どおりに削減できた。納期短縮とコストダウンは目標の10日・△10%には届かず、11日・△7%だった。1,000mmサイズの加工が可能になり、これまでの外注費は不要になることが確認された。受注ロスを取り戻し、短納期・低価格の優位性を生かして設備稼働率と収益性の向上を図る。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の真空成型技術と大型成型機導入(平成24年)を踏まえた取組で一貫性はあるが、経営戦略上の位置付けは文章で明示されていない。
アベノミクスによる受注回復や大型トレイの引き合い増加に触れ、自社の真空成型技術や自社CAD設計の強みに言及している。
受注ロスと外注費の課題を明示し、抜型裁断の内製化で納期を10日、コストを△10%とする具体的な目標を示している。
納期△10%、コスト△10%の目標と、結果の納期11日・△7%を示し、外注費は目標どおりとの数値がある。
従業者数3名と記載はあるが、補助事業を遂行する体制や人材、事務処理能力についての記述は読み取れない。
大型トレイの受注ロス、多品種化・大型化ニーズ、短納期・低価格という選ばれる理由が具体的に整理されている。
導入後の目標達成に向けた今後の展望はあるが、スケジュールや課題解決方法は具体的に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
1,000mmサイズの大型トレイを内製化する点は述べられているが、分野の普及度や高水準の高付加価値化を示す記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
平均△7%のコストダウンや、外注費の内製化による効果など、投資に対する効果が数値で示されている。
CAD設計による金型の内製化は述べられているが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献としては限定的にしかうかがえない。
公開されている事例からは読み取れません。
三重県四日市市の企業であることは分かるが、地域の特性を活かして雇用や地域経済を牽引する記述はわずかにしかない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回の設備導入で大型トレイの受注ロスを取り戻し、金型設計を社内で行う短納期・低価格の優位性を生かして受注機会を拡大する。設備稼働率を上げ、生産できるプラスチックトレイ数を増やして収益性を向上させる。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本