自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社カネヨシ製菓
成果賞味期限が1カ月延びる
| 事業者名 | 有限会社カネヨシ製菓 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 知多郡美浜町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1999年 |
カネヨシ製菓は海鮮せんべいの製造や小売店舗の運営など、せんべいに関する事業を手広く展開している。平成27年には、えびせんべいを販売する施設「えびせんパーク」を知多郡美浜町にオープンし、地元民や観光客から好評を博している。えびせんべいは愛知県の定番のお菓子として根強い人気を保っている。
抱えていた課題
やったこと
平成25年度補正中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業を活用し、電気遠赤外線式フライヤーを導入した。釜全体に電熱線を張り巡らせ、遠赤外線を上から当てて加熱する方式で、これまで実例がなく高価な設備だった。新しい釜は油の温度が下がると同時に遠赤外線が反応して熱しはじめるため、油の温度変化がなくなった。導入後は朝夕の油の成分を検査機関で調べ、その差がなくなったことを確認した。
| 加工機 | 電気遠赤外線式フライヤー |
|---|
電気遠赤外線式フライヤーの導入により、油の温度が適温の180度Cに保たれ、朝夕で油の成分差がなくなった。その結果、えびせんべいの賞味期限を1カ月延ばすことができた。生産中の油ろ過を3回止める手間もなくなり、生産効率が向上した。また釜全体で無駄なエネルギーを使わなくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のガスバーナー釜から電気式フライヤーへの切り替えという取組は読めるが、事業戦略上の位置付けや過去からの一貫性は書かれていません。
賞味期限が延びた点や同業他社への紹介は書かれているが、市場動向と自社の経営資源の強み・弱みの分析は記述されていません。
油の劣化や賞味期限が短いという課題と、導入後に賞味期限が1カ月延びたことや生産を3回止めなくてよくなった点が具体的に書かれています。
賞味期限1カ月延長や1日約1トン製造の実績はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていません。
公開されている事例からは読み取れません。
えびせんべいの品質と賞味期限延長、顧客に喜ばれている点は書かれているが、ターゲットや選ばれる理由の整理は薄いです。
今後は釜を電気式に変えていく方針や新商品開発・店舗拡大の目標が書かれているが、具体的なスケジュールや課題解決方法はありません。
公開されている事例からは読み取れません。
実例がない電気式遠赤外線フライヤーを導入し、えびせんべいの品質を高めた点は読み取れるが、高付加価値化や高価格化の数値は書かれていません。
地元の観光客に好評な施設や、同業他社への紹介がうかがえるが、国が補助する波及効果や雇用創出の記述は薄いです。
補助金投入額と費用対効果の関係は書かれていないが、賞味期限1カ月延長や省エネ、生産効率向上の効果が具体的に記述されています。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
美浜町の地元観光客に好評な施設を展開していることはうかがえるが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は薄いです。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は同じフライヤーを揚げる商品全般に使い、新商品を開発して自社の小売店を増やしていきたいとしている。店舗を持つことができれば、新商品を自由に開発して販売することも可能になる。
チャレンジできたのは補助金があったおかげだった
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分