生産設備連結による生産性の向上と小ロット対応による、新規マーケットの獲得と販売拡大計画
本補助事業で、印刷機と糊付け機を連結する「オートマチック・スタッカ連結コンベア」を導入した。
効果:生産性も2割の向上がみられた。
有限会社ふらんす
成果生産量 1倍→2倍
| 事業者名 | 有限会社ふらんす |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 伊勢市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 950万円 |
有限会社ふらんすは伊勢市内の工房で、誕生日ケーキやバームクーヘン、オリジナル洋菓子ギフトを製造・販売し、主に地元の顧客を対象としてきた。少子高齢化に伴う市場の縮小と、コンビニ等チェーン店の台頭による競合の激化から、売上が伸び悩んでいた。年間5~6百万人が訪れる伊勢市・おかげ横丁での観光客向け販売を見込み、新商品の開発に取り組んだ。
抱えていた課題
やったこと
手作業で行っていた袋入れ、食品表示、鮮度保持剤封入の作業を正ピロー包装機械の導入で機械化し、伊勢サブレ、宇治橋バーム、チーズタルトの3製品合計750個/日の包装を効率化した。卓上サブレ型抜機マシンを導入して伊勢サブレの成形工程を改善し、500個/日の成形を行えるようにした。機械との相性で型抜きに問題が生じたため、温度管理が可能な場所に設置場所を変更し、抜き型のデザインを変更した。チーズタルトの焼成にはタルトクッカーを導入し、200個/日の焼成を効率化した。試作と試験を繰り返して味や機械条件を調整し、品質を安定させた。伊勢らしいデザインの包装紙とパッケージに変更し、上質なイメージを持たせた。
| 加工機 | 正ピロー包装機械 |
|---|---|
| 加工機 | 卓上サブレ型抜機マシン |
| 加工機 | タルトクッカー |
新しい製品・サービス:チーズタルト、伊勢サブレ、宇治橋バーム
包装・成形・焼成の各工程の機械化により、作業時間が大幅に短縮され、生産性が向上した。これまで需要に生産が対応できなかったための販売ロスや、不良品発生に伴う生産ロスを削減できるようになった。チーズタルトの不良率も減少し、品質が安定した。これにより売上増加と収益向上への貢献が期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の地元向け洋菓子販売から観光客向け新商品開発へ展開しており、代表者の30年以上の洋菓子技術を活かす流れは読めるが、経営戦略上の位置づけの明示は薄い。
少子高齢化による市場縮小やチェーン店との競合を認識し、年間5~6百万人が訪れるおかげ横丁での販売を狙うなど外部環境を踏まえている。
手作業による生産能力の限界を課題とし、不良率5%を1%に減らす数値を示し、生産量約2倍の目標で高付加価値化・売上増につなげている。
包装作業を2人×3時間から1人×40分へ、焼成を6時間から2時間へ等の数値目標を示し、結果も表で確認できる。ただし賃上げ目標は読み取れない。
機械の試作や調整を繰り返し、人員配置も記載されているが、補助事業を遂行する人材・事務処理体制の詳細は書かれていない。
観光客向けの新商品と伊勢らしい包装紙の検討、購入客数360人/日の見込みなど、顧客ターゲットとニーズの裏付けが示されている。
包装機の相性問題を試験・試作と設置場所変更で解決した経緯や、通信販売で4年後3,500箱を目指す計画が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
伊勢土産の洋菓子という分野の認知度や高価格化に関する記述はわずかにうかがえるが、市場での水準比較は読み取れない。
観光地の土産品開発という地域性はうかがえるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
生産量約2倍や販売ロス・生産ロスの削減など効果は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
伊勢市おかげ横丁での販売と伊勢らしいデザインは地域特性を活かす点が読めるが、雇用創出や地域成長への寄与の数値はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
当社商品の購入客数は360人/日を見込んでおり、今回の設備投資でこれに対応できる供給能力が確保できた。チーズタルトは店頭で購入された顧客のリピート購買を狙い、通信販売での対応も検討している。4年後には年間3,500箱の販売を目標にしている。
本補助事業で、印刷機と糊付け機を連結する「オートマチック・スタッカ連結コンベア」を導入した。
効果:生産性も2割の向上がみられた。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%