新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
浅岡窯業原料株式会社
成果軽量化率(目標15〜25%)の実績は20.6%
| 事業者名 | 浅岡窯業原料株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 四日市市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1950年 |
当社は昭和25年創業のセラミックス素材の製造事業者で、衛生陶器用原料、タイル用原料、陶器用原料などを手がけている。四日市萬古焼の産地で唯一の陶土供給メーカーであり、四日市萬古焼製造業の約80%に陶土を供給している。近年、萬古焼業界は海外商品に市場を奪われ、生産の縮小が続いている。
抱えていた課題
やったこと
逆流式混合・混練機と真空土練機の2種類の混合・混練設備を導入した。混練機は要求性能を満たす製造実績のある業者が1社のみだったため、仕様を打ち合わせたうえで見積を依頼して発注した。真空土練機は2社から見積を取り、仕様を打ち合わせて発注した。当社の試作用装置でテーブルテストによる予備試験を行い、そこで得た知見を使って生産予定ロットの1トン調合で試作と均質混合の試験を実施した。1ロット1トンの調合で運転条件(運転時間)と作業手順を確認し、目標生産量の1トン/日が可能かを検証した。目標値は軽量化率15〜25%、吸水率10〜20%、練土硬度(硬度計)6〜10とした。
新しい製品・サービス:軽量化した耐熱衝撃性セラミックス素材(陶土)、軽量化土鍋用陶土
混合・混練設備の導入により、軽量化した耐熱衝撃性セラミックス素材をトン単位で均質に混合でき、1トン/日の生産量で安定供給する体制を確立した。軽量化率は20.6%、吸水率は15.5%の実績を得て、従来の機械的強度と熱衝撃強度を保ったまま軽量な耐熱陶土を製造・販売できるようになった。展示会で試作土鍋が高く評価され、バイヤーから本格製造用の陶土の早急な供給を求められている。大量生産によるコストダウンと価格競争力の向上も期待できる。
物理的特性の異なる原料の混合ノウハウを生かし、断熱性による熱効率の向上など新たな機能を高めたセラミックス素材の開発につなげる。既存顧客のタイルメーカーや陶磁器メーカーへの提案に加え、新たな顧客の確保と市場開拓を目指す。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
桑の外注加工部分を自社で行うため、ティーバッグ充填包装機を導入した。