自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社三石ハイセラム
成果プレキャスト工場からトンネルキルンまでの移動距離がなくなり、リードタイムは30%の大幅な短縮につながった。
| 事業者名 | 株式会社三石ハイセラム |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 備前市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,立体造形 |
| 従業員数 | 160人 |
| 資本金 | 1,440万円 |
| 設立 | 1928年 |
三石ハイセラムは耐火物産業の集積地である岡山県備前市で1928年に創業し、定形耐火物と不定形耐火物を生産して鉄鋼や鋳物の顧客に供給してきた。国内の耐火物生産量は1970年の353万トンをピークに減少し、2018年には104万トンまで減った。一方、岡山県の生産比率は33%から40%へ上昇した。2016年には5カ年計画を策定し、売上高30億円程度の規模を5年後に拡大する目標を掲げた。
抱えていた課題
やったこと
不定形耐火物を工場で成形し製品化するプレキャスト製品専用のシャトルキルンを、備前市の三石工場にあるプレキャスト工場に導入した。シャトルキルンはLPGを燃料とする最新式で、600度Cから800度Cというプレキャスト製品の焼成に最適な温度で焼成できる。最大3メートルの大型製品が焼成でき、国内でこれに対応できるメーカーは数少ない。
| 加工機 | シャトルキルン(LPG燃料、プレキャスト製品専用) |
|---|
専用のシャトルキルン導入により、プレキャスト製品の焼成が最適な温度で行えるようになり、製品の品質が向上した。プレキャスト工場から焼成炉までの移動距離がなくなり、リードタイムが大幅に短縮した。大型の不定形耐火物製品を幅広く生産できる強みを活かし、事業拡大を図っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2016年に5カ年計画を策定し売上高30億円規模を拡大する目標を掲げ、プレキャスト製品強化を柱とした点が事例に具体的に書かれている。
岡山県の耐火物生産比率が33%から40%へ上昇し、幅広い製品を生産できる地場の強みに言及しており、外部環境と強みが読み取れる。
従来のトンネルキルンで約500メートル移動中に破損があった課題を示し、リードタイム30%短縮という成果につなげた点が具体的。
5カ年で売上規模を拡大する目標は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず具体性が薄い。
工場規模や設備台数は書かれているが、事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述はわずかにうかがえる程度。
最大3メートルの大型製品が焼成できる国内でも数少ないメーカーという、選ばれる理由と製品価値が具体的に書かれている。
シャトルキルン導入と共同研究の取組は書かれているが、スケジュールや課題解決の方法の詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
不定形耐火物のプレキャスト製品について、3メートル大型品を焼成できる国内数少ないメーカーと高水準の位置付けが示されている。
岡山県の産業集積や地場企業の強み、製鉄所への供給などに触れるが、雇用創出や波及効果の定量的な記述は薄い。
投資額や費用対効果の数字は書かれておらず、リードタイム短縮の成果がわずかにうかがえる程度。
耐火物メーカーとの共同研究や高機能・環境対応製品の開発支援に触れているが、デジタル技術の活用は書かれていない。
耐火物の国内生産量が減少している中で大型プレキャスト製品に注力する方向性がうかがえるが、構造転換との関係は明示されていない。
岡山県の地域特性を活かした耐火物産業の集積と地場企業の強みに触れ、地域経済への貢献が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は幅広い耐火物製品を生産できる強みを活かし、事業展開していく方針である。
日本のモノづくりの発展に貢献していく
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分