ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社日高ファインテクノロジーズ
成果従来の触媒より製造コストが半減
| 事業者名 | 株式会社日高ファインテクノロジーズ |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | バイオ,材料製造プロセス,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 2003年 |
株式会社日高ファインテクノロジーズは平成15年設立で、セラミックスの精密加工を手がけ、主に半導体製造装置用セラミック部材の微細加工を強みとしている。従来は受託加工が中心で、半導体製造業界は景気に左右される面があった。そのため自社製品を作りたいという意向を持ち、4〜5年前からセラミックハニカム構造体の研磨技術を応用して使用済み自動車の排ガス浄化装置からPGMを回収し、触媒として再利用を検討してきた。
抱えていた課題
やったこと
超音波分散機、大気圧型グローブボックス、高速冷却遠心機など計20台の装置を用いて、自社でナノサイズ(1〜5nm)のPGM触媒を試作した。微生物をアルカリで溶かして細胞内のPGMを水中に分散させた細胞分散液と、粒子分散液の2形態の液体を試作した。細胞分散液は当初目標の濃度2%、純度99.9%を達成し、加熱乾燥した粉末も試作した。自社方法と現行の回収方法を比較し、製造コストを低減できる見込みを得た。開発したハニカム付着方法は900℃の加熱処理から100℃に下げることができた。
| その他 | 超音波分散機 |
|---|---|
| その他 | 大気圧型グローブボックス |
| その他 | 高速冷却遠心機 |
新しい製品・サービス:パラジウム、白金、ロジウム各元素を含む細胞分散液と粒子分散液、およびPGMを乾燥させた粉末
自社で試作したナノサイズPGM触媒は市販品より約3倍の性能を示し、触媒使用量を約3分の1に減らせる見込みとなった。製造コストは従来より低減でき、ハニカムへの付着加熱も低温で行えるようになった。細胞分散液と粒子分散液は、触媒市場や電子部品用導電性材料、食品・健康素材分野などでの販売を目指している。回収事業だけで約3億円の売り上げを目標としている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
受託加工が中心だった同社が、ハニカム内装研磨技術の応用や平成21年からのレアメタル回収開発を経て、廃触媒回収を第2の柱に位置付けている。
強みのセラミック精密加工を活かし、触媒性能が市販品の約3倍、製造コスト半減の見込みという競争優位を具体的な数字で示している。
製品アレンジの必要性を課題として挙げ、数年後に回収事業だけで約3億円の売上を目標とする具体的な計画が示されている。
数年後に約3億円の売上という数値目標はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は記載されておらず、実現可能性の根拠も薄い。
従業員14名で社員育成に努め、大阪府立大学との共同研究で試作を進めた実績はあるが、事務体制や運営体制の詳細は読み取れない。
触媒担体生産メーカー、自動車メーカー、化学装置メーカーなど販売先の顧客像と、VOC除去や電子部品用途という用途が具体的に示されている。
製品の業界別アレンジ、量産化、展示会出展による用途開発という課題と方向性は示されているが、スケジュールの詳細は書かれていない。
資本金1000万円のみ記載で、財務状況や資金調達の見込みは公開されている事例からは読み取れません。
ナノサイズのシングルナノPGM粒子という高付加価値の触媒を試作し、濃度2%、純度99.9%の目標を達成した点が具体的に書かれている。
廃触媒からの白金族金属回収という資源循環と環境改善への貢献が示されているが、雇用や波及効果の数値は書かれていない。
製造コストの半減、触媒使用量を約3分の1に減らせること、回収事業で約3億円の売上を目標とするなど、効果が数字で示されている。
微生物の力を活用した回収方法を大阪府立大学との共同研究で開発し、従来のガス除去設備を不要にする技術革新が示されている。
触媒市場や電子部品用導電性材料市場、VOC除去・脱臭処理など成長しうる分野への展開が示されているが、構造転換への言及は薄い。
大阪市福島区に本社があることは書かれているが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済への波及効果は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製品を業界や会社ごとにアレンジして提供する必要があるため、展示会へ積極的に出展し、他分野での用途展開を検討する。将来的には量産化も視野に入れ、数年後にはこの回収事業だけで約3億円の売り上げを目標に推進する。
製品を業界や会社ごとに自社でアレンジして提供する必要がある
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円