ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
東北マイクロテック株式会社
成果TSVプロセスとバンププロセスを使用した積層に対し、約6分の1のコストで済む。
| 事業者名 | 東北マイクロテック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 仙台市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 930万円 |
| 設立 | 2010年 |
東北大学の研究成果を製品化するために設立された企業で、研究機関や医療機関に三次元LSIを納めている。取引先の95%は研究機関である。三次元LSIは微細化の物理的限界から需要が大きく伸びると見込まれるが、三次元化されたメモリは草創期で約1%程度にとどまっている。
抱えていた課題
やったこと
コストが掛かるTSVを使わず上下チップを接合する乗り越え配線接続という新構造を開発した。ものづくり補助金により高温クリーンオーブンを導入し、従来はSiO2を使っていた絶縁膜を感光性ポリイミドに変えた。ウェハ上にチップを接合した後に全面へ絶縁膜をコートし、キュアベークによって絶縁とパターニングの工程を同時に行えるようにした。これにより工程を短縮し、低コスト化を実現した。
| 加工機 | 高温クリーンオーブン |
|---|
新しい製品・サービス:乗り越え配線接続による低コストの三次元LSI
乗り越え配線接続により、TSVとバンププロセスを使う積層に比べてコストを約6分の1に抑えた。三次元LSIのコストアップは従来LSI比で約5.5%にとどまる見込みとなった。工程が短縮され、絶縁とパターニングを同時に行えるようになった。低コストでの製造実績を積み、研究用や医療用の実績を伸ばしていく段階にある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のTSV方式からコスト削減を狙う乗り越え配線へ取り組んだ経緯は読めるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
研究機関との取引が95%、MEMSセンサ需要の見込みなど市場環境は書かれるが、競争優位の分析までは読み取れない。
TSVに対し約88%増、コストアップ約5.5%に抑えるなど課題と低コスト化の数字が示され、解決策も具体的に読み取れる。
モジュール単価100円以下を目標としクリアしたと書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は読み取れない。
従業員16名、研究者兼務の技術者体制がうかがえるが、補助事業を遂行する事務体制までは書かれていない。
三次元LSIの小型・高速・省電力の利点や、研究用95%・医療用5%の顧客構成など、製品の価値と顧客が具体的に書かれている。
乗り越え配線の信頼性検証や、TSV形成・マイクロバンプ接合での当面の展開が書かれるが、スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
三次元LSIは国内で普及が少なく、メモリの三次元化は約1%という草創期と書かれ、新市場性が具体的に読み取れる。
MEMSセンサが医療や農業など広範囲に波及し、毎年1兆個規模の需要が見込まれると書かれるが、雇用や地域への波及は薄い。
コストアップを約5.5%に抑え、従来比約88%増加の差を示すなど、補助金投入に対する効果が数字で示されている。
東北大学との連携による乗り越え配線の新構造開発や、MEMSセンサ活用による技術革新への貢献が具体的に書かれている。
三次元LSIとMEMSセンサの需要拡大による技術革新への貢献は読めるが、日本経済の構造転換との関連は具体的でない。
みやぎ復興パーク内の拠点や東北大学との連携が書かれ、地域の特性を活かす面はうかがえるが、雇用や成長への効果は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
研究用95%・医療用5%の現状から小ロット生産にも対応し、医療用の実績を伸ばす。海外実績は2割程度で、欧米を中心に伸ばす予定である。MEMSセンサ1兆個需要の時代に備え、高性能化と低コスト化の技術を磨く。
いいものを作っても、あまりにコスト高では量産品には使用してくれません。複数の三次元LSIで構成されたモジュールの単価を100円以下で抑えることを目標としてきましたが、クリアすることができました
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
模擬考古学史料として埴輪や陶磁器など9種類を用意し、3Dスキャナ、3D・CAD、CNCルーター切削加工機の設備投資を行った。
効果:模擬考古学史料の試作緩衝材の評価完了数 9種類→6種類