ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
日産ネジ株式会社
成果計測面の焦点深度 2mm→5mm
| 事業者名 | 日産ネジ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 松原市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 134人 |
| 資本金 | 10億円 |
高精度・高強度を強みとする工業用ねじを大量に製造しており、自動車、輸送機、産業・建設機械、電子・精密機器向けなどに供給している。熱処理工程は完全に内製化し、品質管理の徹底と保証体制の維持に努めている。多様化する製品と高付加価値化へのニーズに対応するため、多段式冷間圧造機などの設備投資も積極的に行ってきた。国内のねじ製造事業所は約1,800社あり、そのうち同様なねじを製造する約1,200社がマーケットと想定されている。
抱えていた課題
やったこと
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。ねじを回転させて360度全周の計測を可能にし、テレセントリック光源により光の回り込みをなくして、レンズの仕様(2mm)より焦点深度の深い範囲(5mm)まで安定した画像で実際の寸法を算出できるようにした。システムは2次元カメラ、テレセントリック光源(平行光源)、リニアスケール、サーボモーター、ロータリエンコーダーなどを組み合わせ、専用のソフトウェアも含めた専用装置として開発した。市販装置にはラインレーザーセンサを追加し、2次元カメラでは影に隠れて計測できなかったねじ頭部座面の傾きや表面の凹凸も計測可能にした。
| 検査測定 | ねじ寸法自動計測システム |
|---|---|
| 検査測定 | 2次元カメラ |
| 検査測定 | テレセントリック光源(平行光源) |
| 検査測定 | リニアスケール |
| その他 | サーボモーター |
| 検査測定 | ロータリエンコーダー |
| 検査測定 | ラインレーザーセンサ |
| ソフト | 専用ソフトウェア |
新しい製品・サービス:ねじ寸法自動計測システム
人手に依存せず同じ結果が得られる計測システムにより、検査精度と生産性が向上した。これまで困難だった立体形状のねじも、360度全周計測や焦点深度の拡大により寸法を確実に計測できるようになった。計測値は目標の繰り返し精度に近い数値となり、計画時に期待した成果をほぼ出せた。平成28年6月に1号機を同業者に納入し、事業化と販売増に向けて動き出している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去から検査・計測の課題を認識し、ものづくり補助金でシステムを開発した経緯が書かれているが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
高精度・高強度が強みで、計測の課題を自社の技術蓄積で解決し、同業者へ販売する競争優位の方針が具体的に書かれている。
人手検査の生産性低下とばらつきという課題を認識し、自動計測の開発と同業者への販売で事業化する計画が述べられている。
2016年に1号機を販売済みで、2017年20台、2018年30台、2019年50台の販売計画が数字で示されている。賃上げや付加価値目標の記載はない。
開発の技術蓄積や特許出願の記載はあるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力については読み取れる記述が少ない。
人手計測の課題に対し繰り返し精度や焦点深度の改善効果、対象は約1,200社の同様のねじメーカーと具体的に示されている。
2017年以降の小型機開発計画や中国・韓国・台湾への展開が示されるが、スケジュールと課題解決方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
従来の画像投影機では困難だった立体形状のねじ計測を可能にし、同分野で高精度な計測装置として差別化している。
国内ねじ製造事業所約1,800社や輸出計画は触れられているが、雇用創出や波及効果への国の関与の必要性は明示されていない。
人手検査で多大な時間とコストを要していた点と、自動化で同じ結果を得られる改善は示されるが、費用対効果の数値は書かれていない。
2次元カメラとテレセントリック光源、リニアスケールなどを組み合わせた計測技術で業界全体の底上げに貢献する旨が示される。
公開されている事例からは読み取れません。
大阪府松原市の企業であることは分かるが、地域特性を活かした雇用や地域経済成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成29年以降はより小型で軽量、低価格な研究開発向けの機種を開発し、小さなスペースでも座って検査できる新たなニーズを開拓する計画である。中国、韓国、台湾でも特許を出願しており、中国などへの輸出も計画している。
当社は社会的役割・使命や重要性を認識し、信頼度の高い優れたねじ作りを心がけてきました。ニーズを先取りし、設備・研究・開発投資を惜しみません。品質保証体制の確立と、企業体質の強化・向上を目指すとともにねじ業界、ひいては産業界の発展に努力してまいります。
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円