ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
杉山金属株式会社
成果切断可能な板厚 1.5mm→3mm
| 事業者名 | 杉山金属株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 門真市 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,800万円 |
| 設立 | 1963年 |
1963年10月の設立以来、ステンレスの鋼板、切り板、箔、パイプなどを販売し、ガス器具メーカーや厨房機器メーカーを主な取引先としてきた。多品種少量・短納期のニーズに、注文から最短3日程度で納品できる体制を整えている。ステンレス業界では大手企業の海外展開や国内景気の停滞により競争が激化しており、素材自体の見直しと新素材の提案が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
補助事業で最新型シャーリング機を導入し、二相系ステンレス鋼SUS821L1(NSSC2120)の切断に対応した。SUS821L1はSUS304の約2倍の強度と高耐食性を併せ持つ。導入後は厚さ3mmの板を楽に切断でき、切断面のカエリは0.07mmに抑えられた。装置の支持装置により精度はプラスマイナス0.2mmとなり、板厚2mmで幅10mmの板を切断した場合のねじれは従来の7分の1の約1mmに抑えられた。装置を設置する工場では基礎工事としてコンクリートを打ち、作業台の高さを50cm上げて作業性を向上させた。さらに後工程にリターンコンベヤを採用し、在庫の取り出し導線に合わせて在庫の位置を変更した。
| 加工機 | 最新型シャーリング機 |
|---|---|
| その他 | リターンコンベヤ |
新しい製品・サービス:二相系ステンレス鋼SUS821L1(厚さ0.8〜3mm)
最新型シャーリング機の導入により、高強度のSUS821L1を切断して販売できるようになり、新しい素材の提案営業が可能になった。切断時の精度が安定し、ねじれや切断面のカエリが減ったことで、廃棄が減り歩留まりも向上した。細幅の板の曲げ加工や建材向けの販売も可能になり、用途が広がった。在庫販売を他社に先駆けて始めたことで、新規取引の拡大と売上の増加が期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
「優れた材料を提案し顧客に価値ある製品作りを支援」とあり、ステンレス卸としての従来事業の延長線上の取組と読めるが、過去の取組との連続性の記述は薄い。
ステンレス業界の競争激化や利益確保の厳しさに触れ、SUS821L1の強度・耐食性という素材の強みを活かして提案営業する方針が具体的に書かれている。
利益率の向上を課題とし、切断歩留まりの改善や薄板化で約10%高価格、軽量化、導入後の年間販売300tから600tへの増加見込みなど数字で示されている。
年間販売300t(平成30年度)から600t(平成32年)、売上高約13億円の目標が数字で示され、既存の在庫販売の開始実績も書かれている。
従業員18名、取引先への対応体制として多品種少量・短納期の構築が触れられる程度で、補助事業の遂行体制の具体的記述は少ない。
軽量化、高耐食性、磁性による異物混入対策など製品の価値と食品機械業界などのターゲットが具体的に書かれ、ニーズの説明もある。
平成25年からの展示会出展や平成30年・32年の販売見込みなど段階的な計画はあるが、中長期の課題検証や遂行方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
SUS821L1はSUS304の約2倍の強度と高耐食性を併せ持ち、ニッケルが2%と少なく価格変動が小さい点など、同分野で高付加価値化を図る内容が読み取れる。
淡水化プラント、太陽光発電向け部材への採用、建材への用途拡大など言及はあるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は記述されていない。
厚さ2mm必要な部品が1.2mmで済む、ねじれが7分の1に抑えられ歩留まり向上など、補助金投入に対する効果が数字で示されている。
新素材の提案や自社ブランドの取組は書かれているが、先端デジタル技術やサプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
大阪門真市の地域企業であることは書かれているが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済成長への貢献の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度には年間300t、平成32年には年間600tの販売を見込み、平成32年の売上高は約13億円を目指している。
ニッチな分野だが、軽量化と高耐食化を武器に市場を見つけて広げていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程