過熱水蒸気を用いる新規梅加工設備の導入と新しい梅素材の開発
過熱水蒸気を利用した梅加工設備一式を購入し、製品の試作開発と成分分析を行った。
効果:糖度 7.7%→8.6%
光メタルセンター株式会社
| 事業者名 | 光メタルセンター株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 光市 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 53人 |
| 資本金 | 1.5億円 |
| 設立 | 2014年 |
当社はチタン薄板やステンレス薄板などの加工を行い、主な取引先は地元の大手鉄鋼メーカーである。元請企業の動向に業績が左右される構造から、6年前より独自事業を模索していた。いちご栽培では株元の加温に通常ボイラーでハウス全体を温める方法が使われ、燃料・材料コストが高くついていた。
抱えていた課題
やったこと
受託加工しているステンレス薄板の用途を開発し、いちごの株元を局所加温する専用のテープヒーターを商品化した。今回の補助事業では、より使いやすいように商品の完成度を高め、コストダウンを図った。大規模な栽培施設向けにもプレス加工を施し、高品質の商品を安定的かつ効率的に生産できる体制を構築した。ステンレス薄板のプレス自動送り装置、専有ミニコンプレッサー、打ち抜き機を導入し、空気圧による打ち抜きで品質を安定させた。加温部の長さや形状を変えられるようにして、ニーズに合う長さに調整できるようにした。
新しい製品・サービス:ステンレス製テープヒーター「クラウンヒーター」
導入した設備により、空気圧での打ち抜きが安定し、手作業中心だった製造を量産できる体制になった。株元だけを局所的に加温する仕組みで、ハウス全体を温める必要が減り、電気代やボイラーを含むトータルの燃料コストの削減が見込まれる。農業生産法人などへの納入実績もあり、一定の評価を得ている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
過去に助成金でテープヒーターを開発し省エネ実証を経て、新事業として位置付けている流れは読み取れるが、経営戦略上の明確な位置付けは記述が薄い。
いちご栽培の暖房費約50%節減や燃料コスト4~6割削減、ステンレス素材の軽量・耐食性を強みとして挙げ、競争優位性が具体的に示されている。
ボイラーとビニールの二重化による高コストという課題を挙げ、局所加温で解決する具体的な事業計画が示されている。
1時間あたり約90メートルしか製造できなかった課題に対し、生産性向上の目標値は明示されていないが、燃料コスト削減の数値目標は示されている。
専属社員2名の新商品開発チームで研究開発を進めた体制は読み取れるが、少人数で営業が不足する課題も記述されている。
いちご栽培農家や農業生産法人をターゲットとし、局所加温による電気代削減という選ばれる理由が具体的に整理されている。
販路開拓が課題として挙げられ、ホームページ充実や訪問営業の実施が示されているが、スケジュールや期限は明記されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ステンレス製テープヒーターは新分野で、いちご栽培の株元局所加温という用途が示され、普及度の低い分野への挑戦と読み取れる。
農業の燃料コスト削減という社会的意義は読めるが、地域経済や雇用創出への波及効果は具体的な記述が薄い。
ビニールハウスの暖房費を約50%節減し、トータル燃料コストを4~6割削減できる費用対効果が数値で示されている。
ステンレスの加温特性を活かした新用途開発は読めるが、デジタル技術や新ビジネスモデルの活用はうかがえない。
農業分野の省エネ化という方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換に資する具体的な記述は見られない。
地元の大手鉄鋼メーカーの協力企業として地域に根ざす点は読めるが、地域の特性を活かした成長牽引の記述は薄い。
販路開拓が課題であり、ホームページの充実といちご栽培農家への訪問営業を実施していく予定である。
過熱水蒸気を利用した梅加工設備一式を購入し、製品の試作開発と成分分析を行った。
効果:糖度 7.7%→8.6%
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。