部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
株式会社大陽工業所
| 事業者名 | 株式会社大陽工業所 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪府門真市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 78人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1972年 |
大陽工業所は、国内家電大手タイガー魔法瓶の炊飯ジャーやカセットコンロなどの組立製造を手がける協力工場である。昭和47年に魔法瓶の真空めっき加工で創業し、昭和60年から炊飯ジャーの生産を開始した。国内向けから、アジア、米国、欧州向けの輸出モデルまで幅広い機種の組立を担っている。また、育成したスタッフを外部へ派遣する人材サービスを第二の事業軸として展開している。
抱えていた課題
やったこと
製造現場の品質管理のための記録作業工程をIT化するため、タブレット端末を用いたチェックシートシステムを導入した。従来は紙にチェック項目を手作業で記入していたが、タブレット端末に直接入力するスタイルに変更した。入力したデータはサーバー上で管理し、社内のコンピューターやタブレット端末で情報を共有できるようにした。システムは自前でアレンジし、3クリック以内で操作できるシンプルな仕様とし、幅広い年齢層の従業員が抵抗なく使えるよう入力項目を絞った。工程チェック表や出荷検査記録、部材の管理、生産した日付のロット印など、一貫した作業工程を正確に管理できるようにした。
| ソフト | チェックシートシステム |
|---|---|
| その他 | タブレット端末 |
品質管理システムのIT化により、組立から出荷までのリードタイムが短縮され、ペーパーレス化も実現した。記録作業に割いていた人件費や紙代などの経費は、年間で400万円程度削減できている。入力した品質データは顧客であるタイガー魔法瓶とも共有でき、必要に応じて記録情報を迅速に提示できるようになった。記録にかかる時間とミスが減り、書類の保存場所も省スペース化され、企業イメージや取引先からの信頼度の向上にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の炊飯ジャー組立と人材育成事業から、製造現場のIT化へ連続性がうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
若手従業員の知恵を取り入れる姿勢や外販の方針はあるが、市場動向や自社の強み・弱みとの関係は書かれていない。
手作業の記録工程が課題とされ、品質管理システムのIT化でリードタイム短縮や年間400万円程度の経費削減が示されている。
年間400万円程度の経費削減は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社長が若手従業員と協力して導入したとあり体制の一端はうかがえるが、人材や事務処理能力の詳細は薄い。
顧客であるタイガー魔法瓶と品質データを共有できる点や信頼度向上は書かれるが、ターゲットの整理は薄い。
ペーパーレス化や検査ラインの刷新を年内に導入予定とスケジュールの一端が書かれているが、課題解決の方法は概略的。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
地域の製造業への人材提供や門真・守口地域への貢献がうかがえるが、国が補助する積極的理由は書かれていない。
年間400万円程度の経費削減とリードタイム短縮が示されるが、補助金投入額との比較は書かれていない。
タブレット入力とサーバー管理によるデータ共有が示されるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
門真・守口地域の製造業に人材を送る事業が書かれ、地域産業への貢献がうかがえるが、経済成長への効果は明示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
炊飯ジャーの保温機能や絶縁性などの品質検査に必要なラインを刷新し、年内にも導入する予定である。炊飯ジャーの検査工程は時間がかかり設備も大型になるため、省スペース化と手間の簡略化を図り、業務効率の改善につなげたい考えである。また、チェックシートシステムを同業他社にも提案し、外販も進める方針である。
「新しいシステムの導入には若い人の力やアイデアが欠かせない。会社の成長のためにも次の世代への投資を重視している」
公式の事例集より(原文のまま)
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
急速冷凍庫(ラック式ショックフリーザー)を導入し、従来の冷凍庫では14〜16時間程度を要していた生まんじゅうの冷凍を4時間で行えるようにし…
効果:冷凍時間 14時間→4時間
省エネ型の新型リフロー炉エコリフロー(SNR-840GT Ver.4.0)を2台導入した。
効果:消費電力 20.4kW→13.1kW