ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社サン機工
成果外注比率 30%→15%
| 事業者名 | 株式会社サン機工 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 富田林市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1981年 |
大阪市平野区で昭和56年に創業し、当初は金属加工業を営んでいたが、創業から10年後に取引先からパイプ曲げ機械の製作を依頼されたことを機に、産業機械メーカーへ業態を転換した。主力のパイプ曲げ機「デグリーベンダー」は大手メーカーの生産ラインに納入され、東日本大震災の復興現場でも使われている。10年前に富田林市へ移転して生産スペースを3倍超に広げ、従業員も2倍超に増やした。移転後はリーマンショックによる景気減退局面を迎えたが、設備導入を直前に終えていたため受注に順調に対応でき、業績は伸びた。
抱えていた課題
やったこと
補助金を活用して最新の立型マシニングセンターを導入し、高精度で生産効率の高い加工に取り組んだ。試作機の段階で明らかになった量産に必要な高精度加工技術を、この新しい機械で実現した。その後、改良型の試作機を製作し、量産に向けて商品の磨き上げを進めた。補助金とは別に小型のマシニングセンターも同時に導入し、若手社員が使っている。
| 加工機 | 立型マシニングセンター |
|---|
新しい製品・サービス:パイプを把持せずに加工できる新しい曲げ機「トリプルベンダー」。後工程での切断を要せず材料を無駄にしない。省エネルギーでコンパクトで、連続曲げ加工にも適している。
高精度で生産効率の高い加工技術を社内に得たことで、これまで必要だった後加工の負担が軽減された。部品の内製化率も高まり、外注比率は約30%から半減できそうだとしている。当然利益率も高まり、前期決算は好調で社員に決算賞与を支給できた。社員は新製品へのアイデア出しに労力を振り向けられるようになり、技術者の創意工夫や次世代の育成にも効果が期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和56年創業から産業機械メーカーへ転換し、長年温めたベンダー構想をトリプルベンダー開発に結びつけた経緯が書かれている。
顧客の依頼に応じる一品モノに加え一、二年に一度カタログ製品を作る方針が読み取れるが、市場動向との比較や競争優位の根拠は薄い。
既設MCが精度出しに後加工を要した課題を認識し、新MC導入で外注比率約30%を半減できる見込みと具体的な数字が示されている。
外注比率半減や利益率向上の見込みは書かれているが、付加価値額や賃上げの数値目標は示されていない。
若手社員がMCを使う体制や後継者育成への取り組みは書かれているが、事務処理能力や遂行体制の詳細は読み取れない。
トリプルベンダーの特徴や商品化前からの問い合わせが書かれ、顧客ニーズの裏付けはあるが、ターゲット顧客の整理は薄い。
試作から改良型試作、年内の商用機完成という見通しと次の開発構想が書かれているが、課題解決の方法は詳述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
パイプを把持せず加工する革新的な機構で、材料を無駄にしない独自性が特徴として具体的に示されている。
東日本大震災の復興現場で活躍すると触れられているが、経済波及や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
外注比率半減や利益率向上、累計約2,000台の実績は示されているが、補助金投入額との費用対効果は書かれていない。
新MCで若手がキーボード入力に慣れた世代として活躍する点がうかがえるが、デジタル技術によるサプライチェーン貢献は書かれていない。
産業機械メーカーとしての業態転換や新製品開発は書かれるが、日本経済の構造転換への言及はわずかにうかがえる程度である。
大阪府富田林市での移転と従業員増員は書かれるが、地域の特性を活かした地域経済牽引についての記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
年内に発売を予定する「トリプルベンダー」の拡販に取り組み、次に開発するベンダーの構想にも着手している。事業承継を見据え、リーダー候補の育成を進めるとともに、今後は現場から積極的にアイデアが出る仕掛け作りに取り組んでいる。
設計の仕方も従来とは変わってきた
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円