新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社よしひろ商店
| 事業者名 | 株式会社よしひろ商店 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 堺市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1982年 |
代表者は大手運送会社でダンプカーの運転手を経て、昭和57年に独立し運送業「よしひろ商店」を創業した。平成7年に法人化し、ブロックや砂などを販売する建材業にシフトした。市中で大手ホームセンターの出店が相次ぎ価格競争が始まったため、大手量販店が手がけない建設残土の処理に着目し、平成20年に残土処理専用の工場施設を構えて新事業を始めた。残土のリサイクル事業は公共工事から一般工事へ広がり、持ち込まれる土砂の増加とともに土質も多様になっていった。
抱えていた課題
やったこと
ダンプが残土を持ち込むスペースとして容量72㎥の処理用の枡(ピット)を2か所設置した。固化剤となるセメントを載積する建屋を構築し、セメント粉の飛散を抑えるため建屋を飛散防止用シートで覆った。攪拌用ミキシングミキサーおよび土砂搬送用バックフォー(パワーショベル)を導入し、固化剤の混練工程の作業時間を短縮するとともに、効率的な土砂搬送を可能にした。これらの作業効率化を図る設備や機材の導入を補助事業として申請した。
| その他 | 残土受け入れピット(枡)2か所 |
|---|---|
| 加工機 | 攪拌用ミキシングミキサー |
| 加工機 | バックフォー(パワーショベル) |
固化剤のセメント粉の飛散を抑えたことで、周辺への影響が減り現場作業の環境が改善した。攪拌用ミキサーとバックフォーの導入により固化剤の混練作業時間が短縮され、効率的な土砂搬送ができるようになった。持ち込まれた残土を必要な工程で処理しリサイクルする体制が整い、作業対応の効率化で業界での認知度が高まった。今後は処理できる産業廃棄物の品目を広げる体制づくりも進めている。
廃プラスティックス、木くず、ゴムくずなどの産業廃棄物の追加認定を登録申請している。将来は汚染土壌以外の土をすべて扱えるようにする方針である。処理能力の向上に向けて施設の改造や各種設備・機器の拡充を進める計画がある。循環型社会への需要はますます高まる傾向にあり、事業のさらなる拡大が見込まれる。
独自で確立した技術的ノウハウや実績、さらには新たな設備機器の導入が事業発展の推進力になっている
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg